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ひまわりさん観察日記 DiaryINDEX|past|will
しおりちゃん(小3)が描いた絵を示して「これ、パソコンにのせて!」と言ってきた。・・・ごめんね、今日は別のひまわりさんの絵になっちゃいました。いつも見てくれて、どうもありがとう!
おまけに、もう1枚。 ![]() こちらはゆきこちゃん(小5)の描く『自画像』(油絵の下描き)である。鏡を見ながら、1時間弱かけて、F6号のキャンバスに木炭で描いている。 なんとまあ、こちらものっぺらぼう!もちろん、次週顔を描いて、絵の具塗りに突入する予定である。 のっぺらぼうなのでいまのところなんとも言えないが、ゆかちゃんの描く私の髪形も、ゆきこちゃんの描く髪形や服装の様子も、とても良く見てそっくりに描かれている。 ある年頃になると、極端に『人物』を描くことを嫌う子が、とにかく多い。 おそらく、学校で描かざるを得ないときには、嫌々ながらも皆そつなく描いているのであろうが、あとりえでは自由が許されているので、てこでも描かない、という子も少なく無いのだ。 『人物』に限らず、どんな絵も抵抗なく描けることがすべてとは言わないが、描こうと思いついたことをなんでも描けていた頃がどの子にもあったわけだし、その方が表現の幅も広がるし、いいことが多いんじゃないかと、大人的観測から強引に理由付けしてみる。で、「イヤ!」「苦手!」「無理!」と気付く余地を与えずに、自然に描き慣れてしまおう、というのがあとりえの1役割じゃないか、とか思っている。 このふたりの絵を例に挙げたが、ふたりは「描こう」という意志を持っている分、拒絶している子とは全く違う。ふたりも、私がすすめなかったら、自分から進んでは描かなかったかもしれないが、とにかく今、がんばって悪戦苦闘(?)しているのだ。そして、次回のおけいこでは、私の顔が、ゆきこちゃんの顔が、描かれるのだ、きっと。 ただ、ふたりがそろってのっぺらぼうで今日のおけいこを終えたのは、全くの偶然ではなかったのかな?と、一瞬感じたのでした。 ・・・・もちろん、完成した折には、ここで紹介したいと思っております。お楽しみに・・・・
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