ひまわりさん観察日記
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2005年01月31日(月) 傑作集/其の一(一ノ割教室)

工作、絵、油絵、共に仕上げのおけいこ。


今日は、2週、3週にかけて描いてきた絵が、続々仕上がりました。なので、いつもに増して傑作ぞろい!一枚に絞れなかったので、中でも時間をかけて仕上げた選り優りの作品4点を、一挙公開いたします。



まずはゆうなちゃん(小3)の作品『動物が一匹だけ住む島』。あとりえにある『動物図鑑』から角の大きな獣の写真を選んで写生したものから、イメージをふくらませて描いていった作品です。『一匹だけ』ですが、実は左上の獣の下に、ちいちゃな赤ちゃんの獣がいるのが、わかりますか?そんな優しさが、ゆうなちゃんらしい絵になりました。中央に描かれた木とそっくりのものを、『あかずきんの森』で紙粘土で作ったことがあり、その細かい葉っぱの表現が印象的です。





みなちゃん(小2)の作品『マット運動で前まわりをするところ』。後ろ向きの表現、両脇に跳び箱が並んでいる様子、マットを色鉛筆で根気よく塗ったところ、床と幕を絵の具で塗ったところ。全てが魅力的です。みなちゃんは床の絵の具塗におけいこ一日分をたっぷり費やしました。




せいたくん(小4)の油絵『イルカのショー』。冬休みに鴨川シーワールドで見たのだそうです。私もシーワールドにはせいたくんくらいの頃と高校生の時に、行ったことがあります。はじめて行った時、シャチのショーに感激して、絵を描いた記憶があります。高校3年の夏休みに行った美術予備校のスケッチ旅行で再度訪れたのですが、その時「大人でもこんなに楽しめるところだったんだー!」という感動をしたことをよく憶えています。今思えば、17歳は充分子どもですが(笑)。

とにかく、最近は昆虫、ちょっと前までは船の絵しか描いていないせいたくんが、久しぶりに迷うこと無く気持ちよく描いた油絵なのです。水しぶきの表現に力を注ぎました。







最後はけいじくん(小4)の油絵『初日の出』。実際けいじくんは初日の出を他の場所で拝んだそうで、富士山はテレビで見た、とのこと。この清々しい真っ青な富士山は、あとりえの後輩たちが真似して描いてみたくなるほど、魅力的で迫力満点なのです。光を表現することにこだわりをもって、描いていたのが印象的です。

私もいつか、富士山登頂して、日の出を拝んでみたくなりました。


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