ひまわりさん観察日記
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2005年01月30日(日) ふたりはなかよし(庄和教室)

貼り絵は今日でおしまい。お家からシールを持ってきて貼って絵作りも、今日で最後ということにする。後半は、気分を変えて、『センセイを写生』することに。普段パタ−ン化した女の子の絵を描くひまわりさんたちも、私の目や、眉や、鼻や、口や髪形をよおーく観察して描けました。



さえちゃんの描いた『センセイ』。顔はほんものよりかわいらしくなりましたが、髪形はセンセイそっくりに描けました。鼻を描いたところも、さえちゃんにとっては大きな進歩です。


先週、さえちゃん(年長)がゴミ箱に捨ててしまった絵を(1/23 の日記を参照)さえちゃんに見せました。「はねつきの絵、上手に描けていたのにゴミ箱に入っていたから、助けておいたよ。ここに羽子板を持っているゆいちゃんを描いたら、さえちゃんとふたりで羽根つきしているみたいだよね」。

するとすぐに反応したのは、さえちゃんの隣でお絵描きしていたゆいちゃん(年長)。「あっ、その絵、パソコンでみたよー!」と、まるで自分のことのように嬉しそうに言う。

さえちゃんとゆいちゃんは大のなかよし。あとりえだけでなく、保育園でもいつでも一緒だとか。センセイに絵を褒められたことよりも、大好きなゆいちゃんが喜んでいることが嬉しかったのでしょう、ゆいちゃんの一言の意味を知ってか知らずか、シャイなさえちゃんはうつむいてにっこりしていました。




ゆいちゃんの描いた『センセイのかお』。「ぜったいからだはかかないからねっ!」と、私のどんなに巧みな誘導にも動じず、顔のみを描いてくれました。顔のかたちは「ながほそいまる」(本人談)、目は何度も描き直し、耳は「こっち(向かって左)はかみのけ(おだんごのまとめ髪)があるからこっち(向かって右)だけね」(本人談)、口は「(歯が見えているから)わらっているところ」(本人談)と、ひとつひとつ確認するようにじっくり描いてくれました。鼻は、描いた後、手で隠していましたが、「上手〜!そっくり〜〜!」と、みんなも誉めてくれました。

そんなふたりが、はじめて人物をよく見てそっくりに描くおけいこに挑戦してくれました。今度は逆に、さえちゃんがゆいちゃんにパワーをあげます。「センセイを描いて」とお願いすると、ゆいちゃんは「ええ〜、むずかしいよお」と遠慮気味なのに対し、さえちゃんは迷うこと無く積極的に描き始めました。そんなさえちゃんに引っ張られるように、ゆいちゃんも私を描いてくれたのでした。

姉妹以上にひかれ合うふたり。小学校は別々になっちゃうけれど、いつまでも素敵ななかよしコンビでいてね。


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