ひまわりさん観察日記
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2004年11月15日(月) |
みんなでお見送り(一ノ割教室) |
油絵&水彩えのぐでお絵描き。鏡をみて自画像を描くひまわりさんも。
11月になって、新しくひまわりさんの仲間入りをする子がちらほら増えている。今日もちいさな女の子が、見学・体験をしにきてくれた。
今まで新しいお友だちがあとりえにやってくると、ひまわりさんたちは決まって一段と気合いが入る。
例えば、普段は油絵の続きを描くことを面倒がるひまわりさんも、はりきって油絵の準備をする。これは水彩えのぐを使いたがらないひまわりさんも、同様である。『こんなことができるんだよ』とお手本を見せてくれる。ちょっとした優越感、でもある。
例えば「ぼく(わたし)ってあとりえに入って何年たつんだっけ?」というような会話を好む。『もう大先輩だから、なんでも聞いてよ』てな感じかしら。
例えば新しい子が「トイレに行く」とか「えのぐの水をくむ」とかいう時には、せっせとお世話を焼いてくれる。私もこの時とばかりに「じゃ、○○ちゃん、水道の場所、おしえてあげて」なんて頼ってしまったり。
けいじくん(小4)の油絵『金閣寺』。けいじくんはにわかはりきり油絵画家ではなく、ほんとうに油絵が大好きで最近メキメキ腕を上げている。
そして今日、気がついたこと。 一ノ割月曜クラスのひまわりさんは、はじめてのお客さまが帰っていく時、みんな総出で玄関まで見送りに席を立つ。
「さようなら」とか「またね」とか、特にあいさつをするわけでもないのだけれど、私が玄関まで向かうと、みんなぞろぞろとついてきてくれる。みんなでお見送り。気持ちは『またきてね』、かな?
先週は、おけいこ中にペリカン便が集荷に来た。 呼び鈴が鳴って、私が「どうぞ〜」と言っても入ってこない場合は、お客さんであることが多い。するとひまわりさんたちがささーーっと玄関に向かい、私がその後を追って玄関の扉を開けるのを待っている。 この日のように、異色のお客さんだと、なんだか嬉しそう。私が伝票に宛先やらを書いているあいだ中、ペリカン便のお兄さんはひまわりさんたちに見つめられるはめに。お互いにちょっと照れているようであった。
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