ひまわりさん観察日記
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2004年11月16日(火) さあ、どうする!?(呑竜教室)

ゴム版画の彫りの続き。予定外に先週みごと彫り終わってしまったひまわりさんは、去年のクリスマスのことや学校でのことを絵にしたり。


ひまわりさんではない延長保育中の幼稚園児が、あとりえに侵入してくることは、多い。たいがいひまわりさん(小学生)がやってくるころには、おのおのの部屋に戻っていくのだが、侵入常連のmちゃん(年少)はひまわりさんが続々現れても、臆すること無くへっちゃらでパステルを見つけだしてなにやらお絵描きをしている。

そこへ同じく延長保育中であとりえ侵入ははじめての元気者Mくん(年長)がやってきたので、事態はややこしくなったMくんがmちゃんの使っているパステルを取り上げ、mちゃんは怒ってしまい、そのパステルの入った箱を放りなげ、パステルを部屋中にバラまいてしまったのだ!



こんな時、一番お姉さん力を発揮してくれる正義の味方のんちゃん(小2)の本日の絵。


その瞬間、その場に居合わせた3人のひまわりさん(小2)は、私の顔を見た。滅多なことでは怒らない私が、とうとう怒り出すだろうかと伺っている表情だ。ここで私も立場上まったく怒らないというワケにもいかないし、でもひまわりさんたちが『小さい子のしたことに、大声で怒っちゃうの?』という心配そうな目で見つめられるとすごーく冷静に楽しくなって、でもちょっとだけ怒ったフリをして、じゃ、みんなで拾いましょう、ということになった。

パステルがバラまかれた瞬間にお部屋に入ってきたひまわりさんのゆかりちゃん(小1)などは、なんのことかワケも分からず、でもなんとなく空気を読み取ったと見えて一生懸命拾ってくれる。おねえさんたちがこの場をなんとか取持とうと必死で拾っているものだから、バラまいた張本人のmちゃんも、原因を作ったMくんも、逃げる訳にも行かず一生懸命、でもなんだか楽しそうに拾い出す。

最後は私がmちゃんを抱っこしてMくんをつれて、延長保育中のお部屋までつれてゆき、一件落着。ひまわりさんたちは「あー、びっくりした」とか「まったく、しょうがないよねえ〜」なんて言い合っていた。かつての幼稚園児たちも、時が経てばこんなにおとなになるんですね〜〜。


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