ひまわりさん観察日記
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2004年11月12日(金) かいがら(一ノ割教室)

個々の制作。色鉛筆や絵具や油絵。
女の子何人かの間で画用紙を使って箱作り。きれいな紙を貼ったりして飾る。「センセイは箱作るの得意?」と聞かれたので、「すっごく得意だよ」と答えておく。それを見ていた男の子たちがあとりえにあったティッシュの空き箱を使ってビー玉を転がすゲームを作りだしたり。



しょうちゃん(小2)がいつのまにやら、モチーフ用にしまってあった貝殻を見つけて、「コレほしい!ちょうだいっ!ちょうだいっっ!!」と言い出した。昔、ひまわりさんに『海のおみやげ』としてもらったものなのでしぶっていたのだが、何度もせがまれたので「じゃ、今日がんばったらひとつだけあげる」ということに。


先週から引き続き描いた絵。ピストルは図鑑を見ながら、ものすごく丁寧に鉛筆と絵具を駆使して描きあげた。

「よっし!おりゃあ〜〜!がんばるぞ!」と俄然はりきるしょうちゃん。
モノで釣ってしまった・・と内心反省しつつ、まあがんばることはわるいことではないし、たまにはいいかな?

とはいっても、いくつかある貝殻のなかの『ひとつだけ』なので、ほかのひまわりさんが「ぼくも!」「わたしも!」なんて言い出すと、気が気ではない。そのたびにお目当ての『ひとつ』を手にとって、「オレはこれだからね、ほかのヤツにしてね」と念をおしている。はりきっているけれど、気が散ってなかなか手が動かない。

なんだかんだ、お迎えがくるまでがんばり続けたしょうちゃん。
約束通り、貝殻を大事そうに手にした帰り際、「今度(学校の)図工で工作するんだけど、それのいちばん上にこれをくっつけるんだ」。

そっかー。あとりえでは夏だけ登場する貝殻が、しょうちゃんの作品のてっぺんで1年中輝くことを、大いに期待!しているよ。


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