| 2014年03月10日(月) |
脳に顔がつきました / 「軍師 官兵衛」も好き |
3月ももう三分の一が過ぎてしまいました。
なんだろう、今年は時が経つのがちょっと速すぎる気がするのですが。
歳を重ねるごとに加速するにしても、今年の速さは自分的に尋常じゃない気がする。
ま、一日一日が長くてしょうがないよりも、あっという間の方が幸せには違いないのだろうけど。
さてさて、先週のラジオでは、日本アカデミー賞のお話とともに、アルバム関係のお知らせもいっぱい。
全収録曲のタイトルが発表されたり、アレンジが一新された「恋の魔力」のお披露目があったり。
タイトルだけでもいろいろ想像をめぐらしていますが、
そんなもののはるか上を行く内容になっているのでしょうな。
ましゃの思考する量のすごさといったら、
普段のおしゃべりからでもそれは十分にうかがい知ることができますが、
歌詞に濃縮されるとそれらがもっと深く強く伝わってきますもの。
で、初回盤にはあの脳のジャケ写の上に「おパンツ」(ご本人談)を履かせることにしたんですって。
「脳出しっぱなしになると、誰のHUMAN? になる可能性がある」のと、
「ユーザー・フレンドリー」を考慮したためだそう。
さすが「白馬に乗った福山さん」(by希林さん)は、ファンの需要をよーく押さえてくださっている。
そりゃ脳の画像も貴重ではあるけれども! ファンとしては美しい外側も堪能したいわけで!
憂いを帯びた横顔のモノクロ写真がめっちゃステキです。
こちら
さてさて。
「軍師 官兵衛」が面白いです。岡田くんの若き軍師姿を堪能中。
「SP」で鍛えた武術家としての身のこなしも見ていて気持ちいいし、
てる(中谷美紀)との仲睦まじい夫婦っぷりも美しくて眼福。
その当時だからこそ通用する策略というのもあるとは思いますが、官兵衛の策は基本的に
現代でも十分に使えるセオリーなのでしょうね。
300年前の「葉隠」(伊丹@「隠蔽捜査」の愛読書。私が今読んでるのは「葉隠入門」三島由紀夫)の、
武士道の心得が現代でも十分通用するように、500年近く前の官兵衛の軍略も十分通用する。
ということは、人間の感情の動きとか思考回路とか、大昔から全然変わってないのだなぁと。
だましたりだまされたりの方法も大昔から変わらないし、それなのに相変わらずだまされる。
今、自分が悩んでいる問題のほとんどは、大昔からの人類のほとんどがもれなく悩んできた問題だし、
それに対して乗り越えたりあきらめたりとじたばたあがくことも、昔からずっと変わらない。
と思うと、安心していいのか、進歩のなさを嘆くべきなのか。
そうそう! 来週の予告に斗真が!
悲劇のキリシタン大名・高山右近役だそうですよ。
いきなりの登場でびっくりですが、官兵衛に大きな影響を与える人物だそうで、楽しみです〜。
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