今日のおたけび または つぶやき

2013年04月24日(水)  ガリレオ第二話



ガリレオ第二話「指標す(しめす)」はダウジングのお話。

個人的には、第一話よりずっと面白かったです。



犯人も意外だったし、メトロノームや振り子を使った実験も面白かった。

岸谷も命令口調一辺倒だったのが、敬語で「お願い」することを覚え、最後には湯川先生に「泣きつく」

に至り、いい感じに鼻っ柱が少しずつ削られてきているようですし。



湯川先生は、科学で解明できることしか信じない、という人ではないですね。

「現象には必ず理由がある」のスタンスで、不可解な現象の「理由」解明には熱中するけれど、

バチカンが「奇跡」と認めた出来事を頭から否定することもないし、

ダウジングの実績についても「立証も反証もできない」と認めている。



前シーズンでポルターガイスト的な現象を解明した際、「僕は幽霊なんて信じない」と

断言されていましたが、今の湯川先生だったらきっと、そういうことも言わないのではないか、

と思ったり。



今の科学では真実とされていることも、明日の科学ではひっくりかえされるかも、というのが、

研究者の日常でしょうから、柔軟な思考回路や対応力がイヤでも身についてくるのかしらん。

それが対人関係についても同じかというと、そうでもないみたいだけど。



今回、一番笑わせていただいたシーンは、「誰にでもわかる簡単な三段論法」。


1.僕は子どもと話すと蕁麻疹が出て全身痒くなる

2.彼女と話してもどこも痒くならない

3.ゆえに彼女は子どもではない


って、表情ひとつ変えず大真面目に主張されましても。

よく考えたら反論できそうなんだけど、よく考える気にもならない、ってトコで湯川先生の勝ち。



でもさ、子どもは論理的じゃないって湯川先生は言うけど、

論理的じゃない大人だっていっぱいいるし、湯川先生が大好きな「美人の女性」にだって

きっといっぱいいると思うのですが、それは大丈夫なわけね? ってちょっと問い詰めてみたかったり。



モテる設定なのに一向に女性に興味を示さない湯川先生のことを、

ましゃは原作者の東野圭吾さんに「ゲイなんですか?」と質問してみたそうで、

「まったくゲイではない。女好き。美人が大好き」というお答えが返ってきたそうです。



ましゃは「湯川は美人の『形』が好きなんでしょうね」と言っていましたが、

東野さんは「美人が好きな自分が好き、なんだと思います」と。

原作者がそうおっしゃるのだからそうなのだろうけど、わたしとしてはましゃの意見の方に共感。



絶世の美女とか、魔性の女とかをゲストにお迎えする際には、

是非、草薙刑事(北村一輝)も一緒に登場していただいて、

濃いモテ男と濃くないモテ男の競演をお願いしたいです。





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