2012年12月06日(木) |
バーン・ザ・フロア@東急シアターオーブ12月5日 |
歌舞伎界の至宝、日本の宝が逝ってしまわれても、
あちらでもこちらでもステージは続く。舞台の幕は上がる。
というわけで、若干しゅんとしながらも、「ゲストダンサー・今井翼」の雄姿を確認すべく、
渋谷のシアターオーブへ。
この劇場、というか渋谷ヒカリエ自体初めて来ましたが、駅から直結って嬉しいね!
東京育ちでありながら、なぜか渋谷の町が鬼門で、駅を出ると必ず迷ってしまうわたしには、
絶対迷わない間違わない。しかも11階に上がるまで、各フロアのステキなショップで
楽しく時間をつぶせる、本当にありがたい作りでございます。
バーン・ザ・フロア、翼の出演がなければ観に行くこともなかったとは思いますが、
素晴らしいステージでした。これほどレベルの高いダンスのステージは初めてです。
さすが競技ダンスの優勝者レベルだけで固めた世界最高峰ダンスチーム。
ありとあらゆるジャンルのダンスを披露し、激しくセクシーなものからゆったりと優美なものまで、
人間ってこんなに早くステップ踏めるのか! こんなに高速で連続ターンできるのか!
こんなにすべての動作をキレッキレで高速で、かつ美しく続けられるのか! と感嘆するばかり。
目を見張るほどのスピーディな動作なのに、すべてが流れるように柔らかく美しい。
メインで出てくるのは男女7人ずつ、男女ペアの踊りがほとんどで、
滑るように滑らかな動きは、まるでアイスダンスを観ているようでした。
男性陣はつねに女性をリフトしたり回したり、逆さにぶら下げたり!(しかも片腕一本で!)。
女性陣も男性陣と同じほどの高い身体能力と引き締まった筋肉があるからこそ、
あれほどアクロバティックな動きができるわけですが、
なんたっていずれ劣らずボン・キュッ・ボンの肉感的な大人の美女たち。
見事なクビレと腰高のぷりぷりお尻と堂々たるお胸と長く細くしなやかな手足のグラマラスバディたちを、
まるで重力なんて存在しないかのごとく軽々と自在に操る男性陣のすごさたるや!
かといって、ボディビルダーのような屈強な男達ではなくて、絞りに絞り、
必要な筋肉だけで美しく覆われた、素晴らしく引き締まったイケメンさんばかり。
ペアのダンスはどうしたって女性に目が行きがちです。
オヤジな感性も併せ持つわたくし、キレイな女の人大好きなわたくしといたしましても、
最高の肉体美と身体能力を持つ女性陣に目がくぎづけでしたが、男性陣も本当に美しかった。
ダンサーさんたちの誰ひとり存じ上げなくても、心からうっとりしたステージでした。
音楽も舞台後方での生演奏で、歌も男女のシンガーを揃えていてもちろん生。
ダンサーズもかっこよかったが、シンガーズもかっこよかったわー。
肝心のゲストダンサー・今井翼ですが!
基本がペアだし、7組による複雑なダンスフォーメーションも完成されているので、
ひとり参加では登場する場面は多くはありませんでしたが、
それでも、スパニッシュなナンバーで見せ場を作ってもらったり、群舞ではセンターに
置いてもらったりと、まったく違和感なく馴染んでいらっしゃいました。
ゲストとしての見せ場は作ってもらっても、他に特別扱いは一切なかったのが、
かえって清々しくて好印象でした。
あれほどレベルの高いダンサーズと一緒に仕事をする機会があって、
翼のダンサー魂に火が付かないはずがなく、これからのさらなる奮起が本当に楽しみです。
ご本人も本当にダンスが好きで、前回の「翼の一片」でも
「踊っているときが一番本能的になれる」とおっしゃっていましたし。
ジャニーズの舞台では難しいかもですが、あんなふうに女性とがっつり絡んで踊る機会が
もっとあったら、翼のダンスもさらに幅が広がるに違いない。
パンフレットにも翼の紹介ページやリハの様子が載っていましたが、お写真の大きさでいえば、
広告ページのSMAP木村君の顔写真が誰よりも大きかったですわ。(「タマホーム」プレゼンツだからね。)
あと、客席の1階後方にはふぉ〜ゆ〜の4人がいらしたとか。
(わたしは2階だったので見えなかったが、1階の友人が確認)
今井さんが登場するたび、盛大に応援していたようですよ。エエ子たちや〜。
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