震災の影響でどうなるかと思いましたが、息子の大学も予定通りに新学期が始まり、
二週間が過ぎました。
大学によっては、まだこれから入学式、というところもあるようですね。
自分も大学の入学式には30年以上前に出席したはずなのだが、さっぱり覚えていないのは
どーいうわけだ。大して印象的な入学式ではなかったということかな。(記憶力の衰えを棚に上げて失礼千万)
息子の通う大学は理学療法、整復医療、看護、の各学科を中心としたこじんまりした大学で、
新設校(開校してまだ5年)なので、近場から通ってくる学生さんばかりなのかなー、と思って
いたのですが、意外にもそうではなかったそうで。
新入生代表で挨拶したのは福島県出身者で、息子が最初に話したのは青森の八戸出身者だったとか。
どちらの学生さんもこの震災で少なからず被災したそうで、はるばる千葉の大学に来てみれば
その近辺も液状化でひどいことになっているとは、なんとも心落ち着かないことでありましょう。
というか、息子にいたっては、柔道整復師→柔道部出身者が多いに違いない→イカツくて荒いの
ばかりで学内は相撲部屋か「クローズ・ゼロ」もどきの様相を呈しているのではないか、
という予想だったようなのですが、全然そんなことはなく、ちゃんと勉強できそうだ、とのこと。(とことん失礼)
考えてみれば、入ってしまえばあとは卒業すればどうにか箔がつく、というような大学ではなく
(これも失礼)、卒業までに国家試験に通らなきゃいけないのだから、それなりに
ちゃんと勉強するつもりの学生しかいないわけですね。
むしろイカツくてやたら強そうなのは、生徒より先生方だそうですよ。
この人たちの前でうかつな態度はとれない、と、息子は思ったそうな。(弱えー)
柔道五段とかがふつーにおられるのはもちろん、柔道に限らず
色々なスポーツ分野の日本代表チームのコーチやトレーナーもなさっている
文武両道な先生方があたりまえにいらっしゃるので、そちらの方に少々ビビッているようです。
いやいや、いくらイカツくても強そうでも、勉強しない学生をシメて無理やり勉強させるほど
親切なことは大学ではしてくれませんて。自分でやらなきゃ落第するだけ。
早速「解剖学」のぶ厚い教科書など広げてため息ついたりしてます。ま、がんばれ。
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