2011年03月17日(木) |
だんだんとゆるゆると |
地震慣れしてたつもりでも、これほどの大災害ではすべての対応が初体験。
やっていくうちにどんどん改善され、これがもっともっと効率よく、
この初期段階でなく、長期戦の構えでしっかり続けられるといいなと思います。
食糧などの支援物資がまだほとんど届かない大変な避難所もあり、
自治体に支援物資は山積みになっているのに届ける人員も燃料もない状況もある一方、
米軍ヘリが空から食糧をさっさと投下してくれたり、
原発の上を何トンもの水を撒いている自衛隊ヘリがあったりするのだから、
空を縦横無尽に使っていくらでも迅速に大量の物資は届けられるのではないか、と、
後方にいる一般市民は本当に歯がゆく思ったりします。
ところで千葉市内のわが家は、余震を警戒している以外はきわめて普通どおりの生活です。
緊急に買出しが必要なものもない。
マンション暮らしで、ちょっと前まで電気が止まると給水ポンプも止まる構造だったので
水の買い置きは常に2箱くらいあるし、お風呂の水もいざという時のトイレ流し用に、
お掃除するとき以外はいつも張ってある。
子どもの友達がよく遊びに来ていたのでスポーツドリンクやおやつも常備。
新型インフルが流行った頃から、もし罹って1週間くらい家から出られない時のために、と、
レトルトのご飯や缶詰もかなりある。なべ好きなので卓上コンロ用のガスも何本もある。
ろうそくとマッチもあるし、かなり古いけどどうにか点く懐中電灯もあるし
乾電池もあっちこっち探したらけっこう出てきた。
花粉症だからティッシュやマスクの常備もあたりまえだし、生理用品や下着を替えられないときに
とても重宝するパンティライナーもある。トイレットペーパーだって1パックくらいの
買い置きはある。最近のトイレットペーパーは肌触りがよくてお鼻をかむのにも最適です。
灯油は18リットルポリに半分くらいだけど、寒かったら着込めばいいので特にいらない。
夫は車通勤ではないし、道が混みすぎて当分車で移動する気はないので、ガソリンもいらない。
普段どおりに自転車生活です。というかこういう時は本当に自転車最強。
というわけで、地震後に慌てて買い込んだものというのは全くないのです。
あるものを節約しながら消費していけばしばらくは何とかなる。
まあ一応三人家族だからこれくらい備蓄しているわけで。
これが一人暮らしとなったら、その日に必要なものだけコンビで調達して生活してて、
コンビニが空になって慌てて買出し、ということもあるかもしれませんね。
お店で、ものすごい量のカップラーメンとかを抱えた人を見ると「本当にその量は必要なのか?」、
「いったい何人の大家族なのだ?」と他人事ながら心配してしまいます。
「とにかく何か買わないと!」と、ヘンな焦燥感だけに駆られている人たちも多いのかもしれませんね。
余震や原発の様子をみても、今被災していない東日本のどこが次の被災地になってもおかしくないので、
できるかぎりの自衛は必要とは思います。
でもそれが、今現在この瞬間に、本当にそれを必要としている人にいきわたらない原因のひとつに
もしなっているなら、それは絶対に避けねばならないので、くれぐれも気をつけたいと思います。
それにしても。いまだに停電にならないので、自分が1と2と3のどのGにいるのかまだわからない。
まあこのクリスマス用ゆきだるま型ろうそくを溶かす機会がなければ、それはそれでよいのだけどね。
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