まだ自分の住んでいる地域は停電になっていないのですが、
実際のところ、停電になってみないとどのグループに所属しているのかよくわからんのです。
だって最初に調べたら1グループになってて、その次に調べたら2と3の両方になってたし。
電気の供給は自治体ごととかじゃなくて、同じ町内でも住所によって供給元が違ってたりするそうな。
電気っていろいろ難しいのね。
貯蔵できないとか、西日本と東日本では周波数が違うから簡単には融通し合えないとか。
ともかく一度経験してみないことには、と思って昨日からかなり覚悟してスタンバっているにもかかわらず、
なんとなくすりぬけているようで今だ電気はずっと使えております。幸せなことだけどね。
PCの電源を落としても、ケータイの掲示板やツイッターは見れるので、
近くの地域の人たちの情報交換の様子などを大変ありがたく参考にさせてもらっているのですが、
被災地の困難に比べたらこんなことくらい! と、各家庭にいて協力する気まんまんで
臨戦態勢をとっている方々はいっぱいいらっしゃるようです。
そういう方々が幸運にもその時間帯の停電を免れたりすると、
若干のがっかりな様子をにじませているのが、ほんのりと微笑ましい。
非常事態を楽しんでいるというわけではないのです、絶対に。
電気が使えないというのは本当に不便きわまりなく、商売上の損失も大きいし、
危険だっていっぱい発生するのですから。
でも、被災地から遠い場所にいて、とりあえずできることといえば義援金を送るか、
救援活動の妨げになるようなことはしない、ということくらい、という立場では、
節電の不便さを味わうだけでも何かしら協力している気持ちになれるのです。
だから、その機会が幸運にも訪れなかったりすると、ちょっと残念な気持ちになったりするのですよね。
被災者にはなりたくない。それは誰だってなりたくない。
でも被災者の方々の力にはなりたい。それも誰もが思っていることなのだな、と、とても力強く感じます。
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