本日発売のベストアルバム「THE BEST BANG!!」のプロモウィークです。
来週シングル発売の滝翼とカブっていますが、HDDに頑張っていただきましょう!
逐一感想を書けるほど追いきれないと思いますが、まずは昨日の「ZERO」と今朝の「めざまし」。
「ZERO」
バイオリニスト・宮本笑里さんとのコラボによる、あらたな『道標』制作風景です。
ましゃがスタジオで音作りをしている姿は、他のどんな姿より一番プロフェッショナルな印象を受けます。
役者姿もステージの上でカッコよくパフォーマンスしている姿もラジオでおしゃべりしているのも
もちろん全部プロフェッショナルですが、それでもやはり音楽スタジオにいる姿は特別。
一番近寄りがたい印象を抱くのもこの姿です。素人は踏み入っちゃいけない、いう意味でね。
とは言え、誰に対してもどんな時もナチュラルでフレンドリーで時に野郎全開なお姿は、
音楽スタジオという聖域でも全然変わりませんが。
「笑里ちゃんが来るとお菓子がこんなにたくさん♪」とか喜んでる様子なんかめっちゃかわいらしーし。
・楽曲づくりについて。
「自分でも聞きたい、見たいと思うレベルにまで仕上げないと、人様に聞かせたり見せたりしちゃ
いけないんじゃないか、というのが自分のひとつの基準。」
見たり聴いたりする専門のこちら側の人間としては、そのレベルを楽しめる自分でいられたときが
最高に幸せです。技術的なことはそれはもうプロフェッショナルなのだからあたりまえに凄いものを
きっちり作られるのでしょうけど、どんなに凄くても感性とか感覚が合わないと楽しめないのでね。
この詞が好きだな、とか、この音が気持ちいいな、とか、ナチュラルに共感できることが一番嬉しい。
・二十年間走り続けてこられた秘訣は?
「不安、疑問、悩みなどから逃げないこと。それがどこにあるか一つ一つチェックして
集中的に治療していくのが自分の対処の仕方。
そうしていくと、すごくちっちゃい自分がいっぱい見えてくるから、とてもイヤな作業ではあるけど。
今自分は何が不安なのか、何に悩んでいるのか、くっきりと明確にさせる。
結局自分は天才でも何でもないし、飽くなき努力とか積み重ねでしか前には進まないんだな、ということを
常に実感している。」
自分の人生、何があろうとどちらに転ぼうと、
結局は自分でオトシマエをつけるしかないんだよねぇ。(なんでそんなヤサグレた解釈を)
男女問わずオトコマエな心意気の皆さんは、きっとこういう心がけで
自分を成長させ続けていらっしゃるのだろう。
「めざましテレビ」
フジテレビアナウンス室情報担当統括部長の蝶ネクタイ軽部アナが密着取材。
(ましゃラジオ「SUZUKI TALKING FM」にゲストで来てそういう肩書きであると言っていた。)
明日は「龍馬伝」最終話の撮影スタジオに行かれた時のご報告もあるそうなので楽しみー。
・楽曲作りについて
「完全に曲先。詞からは書けない。(詞だと)どうしても一回頭で考えて並べてしまう。
メロディだと、もっと最初に沸き起こった感情に近いところで、表現できているような気がする。
それから、きっとこのメロディはこういうことを求めているはずだ、とか、
この言葉を求めているはずだ、ということを探していく。」
歌を作ったことがないのであくまでもイメージですが、曲が先に浮かぶいわゆる曲先という
制作方法をとる人が音楽家で、詞先で制作をする人は、音楽家というより詩人なのでは、と
思ったりします。詞がそのまま旋律に乗って浮かんでくるなら音楽家なのだろうけど。
ましゃの曲も詞も大好きです。伸びやかな曲には伸びやかで明るい詞が、優しい旋律には
あたたかい詞が、シャープな曲には力強い詞が、本当に気持ちよく乗っていて。
ちなみに「キレイな雲だなー」なんて思いながらウォーキングしていると、
ましゃの詞が浮かんでくることがよくありますの。
ラブソングにおける心理描写も秀逸ですが、自然の風景描写も本当に素晴らしいんですのよ、この方の詞は。
なんてつらつら書いているうちに「THE BEST BANG!!」、初回版の2種類が届きましたよー。
佐川のにーちゃんご苦労さま。
しかしジャケ写に福山が44人(たぶん)いる方の厚みが! 8センチもあるんですけど!
・・・そうだ、タオル付きだった! コンサートで振り回す用タオル〜。
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