| 2010年11月08日(月) |
「龍馬伝」第四十五話『龍馬の休日』 |
ラジオでもおっしゃってましたが、「ローマの休日」っぽい響きの「龍馬の休日」。
お休みの日の龍馬さんは、なんともらぶりーでしたね。
龍馬さんにご挨拶したい人、いっしょに飲みたい奇兵隊の人たち、遊んで欲しい子どもたち、
帰したくない飲み屋の女たち、誰も彼もがなついてくるから、なかなか夫婦水入らずになれず。
「今、目の前にいる人のために最善を尽す」というのは、まさしく龍馬さんのことだな。
だから慕われ、だから信頼されるのですよね。
残念なことに、幕府を完膚なきまでに叩き潰しておきたい薩摩と長州からは
完全に孤立してしまったけれども。
では、せつなさこらえて今回のツボ。
・久々の坂本家。にゃんこいるー! やはり女性陣がしっかりしている。
・三吉さんイイ人! 槍の名手で龍馬さんの命の恩人で、槍で舞ってみせたりもして、しかもイイ人!
・「今夜は一緒に風呂に入るがぜよ。」こっそり耳うち。
・「風呂は熱いのにしてくれ。ぬるいがはいかんぜよ。」 これは福山のアドリブ。真木お龍さんの素の笑顔ですね。
・芸者をまいて帰りたいのにぃ。
・三吉さんおいてけぼり。この時点ですでに、用心棒がいないという危険を感じさせる。
・この怖い夢が正夢に。BGMのスパニッシュなギターも緊迫した怖さと哀しさをよく出している。
・目が覚めたら芸者が横に。「いかん! これはいかんぜよ!」 龍馬さんのあたふたっぷりがらぶりーすぎる。
・最初で最後のピロートーク。
・あまり感傷的にならず、淡々と自分の状況やこれからやるべき仕事、お龍への感謝などを語る姿が素敵。
・お布団かけずに大の字は龍馬さん寝姿のデフォなのか。浴衣姿が素敵だからOKですけど。
・くじらと対決しに行くのよね。それが最後の大仕事。 最後とか言わないでー!
休日のらぶりー龍馬さんも素敵だけど、命がけの大勝負に挑む龍馬さんがやはり一番素敵だ。
次回は容堂公、後藤、龍馬が揃って顔を合わせ日本の未来を決することになるわけですが、
清風亭会談以上の凄いシーンになるのかどうか(私には「清風亭の対決」が龍馬伝史上最高の回)、楽しみでございます。
さ、野球大延長のおかげでまだ観れてない「Q10」も観なくては。
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