| 2010年11月01日(月) |
「Q10」には名言がいっぱい |
第3話も面白かったですー。
せつなさと面白さのバランスも絶妙で。
影山の「河合はキレイだ! 河合はキレイだ!」には、素直に感動しましたよ。
一途な影山も素敵でしたが、そんな彼をからかうでも冷笑するでもなく、
そのまんまにしながら平然と踊り続ける他の男子たちもちょー素敵。
あと、平太が胸の傷跡を気にして脱ぎたくないのなら、
オレ達にもっと派手な傷跡があれば気にならなくなるんじゃね? と、
特殊メークを始める友人たちの単純すぎる思いやりも素敵。
それぞれのせつなさ優しさを描きながら、次々に繰り出される名言も心に残ります。
一話にひとつくらいでもいいだろうに、出し惜しみしませんねー。
その言葉のどれもがお説教じみた感じに聞こえないのは、
「ほんとにその通りだな」と思わせる素敵なエピソードの中で言われているから。
・「違うことは『違う!』って言わないと、間違ったことが本当になっちゃうよ。声に出して言おうよ。」
・「最後は情熱よ。」
・「今は今しかないのにな。」
・「とり返すっていうのはたぶん、『次に行ける』ってことだよ。」
・「同じ風は二度と吹かない。その中でオレたちは生きている。」
どんなに悔やんでも、過去は過去。
その呪縛から解き放たれるためには、今すべきことを、今がんばる、それだけ。
それでも、失ったものがそのまんま戻ってくるわけでも、自分の失敗が帳消しになるわけでもないけど、
そんな「今」を続けてゆけば次がきっと見えてくる。
彼らひとりひとりが実際に「次」を見出している姿に、とても勇気づけられるお話です。
で、今回の眼福ポイントと言えば!!
元カノに「自分の手を振りほどいて行け」と言ってるシーンの、平太の眼差しでしょう!
あの見つめ方は、ちょっと犯罪級(誉めてます)の眼差しかと。
健くんは古代エジプト壁画にあるような目の持ち主でいらっしゃいますね。
っつーか、まんまツタンカーメンのマスクのようなお顔だと思います。
それがあんな見つめ方しちゃなー。
あの眼差しとあの手を振りほどいて行けた元カノは、そりゃもう怖いものないっす。
完璧に次のステージに行けてますって。
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