数日前から咳が止まらなくなり、夜中も咳き込んで眠れなくなってしまいましたの。
こんな猛暑に、しかも冷房だってそんなキツくしてないのに風邪かよ〜、と
若干の敗北感を感じつつ、かかりつけの耳鼻科へ。
花粉の季節はもちろんですが、喉と鼻のみの風邪の場合も、いつもこの耳鼻科に
お世話になっております。
老若男女に満遍なく優しい、お若い先生。
(お若いと言っても子どもが幼稚園の頃から15年以上お世話になっている)
そのせいかいつも劇混みですの。
でも、家に居るままケータイから受付ができるので、何人まで診察が終わったか
ケータイから確認しつつ、そろそろだわ、という時に行けばよいので、あまり待たずにすむのです。
先週の土曜日に行った時、わたしは35番だったのですが、すでに90番まで受付済み。(午前中の受付だけで)
わたしみたいに咳き込んでいる患者さんたちでいっぱい。
お、わたしだけ負けたんじゃなくて、この咳風邪はとっても流行っていたのね。
花粉の季節なんか連日それ以上だったりするわけですよ。
そんな状況なら、たとえ先生が多少無愛想だって責めらんねーよな、と思うのですが、
ちっともそんな様子をお見せにならない。
「咳ですか。そうですか。この猛暑と冷房で、喉もだいぶ弱ってますからね、ヤラれちゃうんですよ。
夜寝られないのはツラいですから、ちゃんと治しましょうね。」
と、感じのよい笑顔でお話なさりながら、てきぱきと喉を診て鼻を診て、ほっぺにゲルみたいの塗って
エコーのようなもので蓄膿になってないかの確認もして(以前蓄膿症になりかけたので)、
念のためとおデコで簡単に計れる体温計で熱もはかって、
「ほら、熱はないですよ。暑さでわからないでしょうけど、普段よりダルいなーと思ったら
熱あるかもしれませんから気をつけて。」と、お薬出していただきました。
これを今日の午前だけで90人! (当然午前中になんか終わりゃしない。)
泣き喚く赤ちゃんとか、ゴネる子どもとか、頑固なじーさんとか、グチるばーさんとか、
そんなのひっくるめて90人。
午後の遅い時間とかに行ったりすると先生の目が充血していて、「患者よりも先生がいちばん疲れてませんか」
と思うことがあるのだけど、それでも丁寧な態度はお変わりにならないのですよ。
なんかもう拝みたくなるよね。
今日は久々の雨で喉に優しい湿度になっておりますが、相変わらずの咳き込みばーさんなので、
お家で「BPM」や、録音したましゃラジオなど聞きながら静かに養生しとります。
弱った身体にオトコマエさんたちのイイ声はとても心地よいです。(弱ってなくてもいつでも心地よいけど。)
どちらさまもお気をつけくださいませ。
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