| 2010年09月06日(月) |
「龍馬伝」第三十六話『寺田屋騒動』 |
龍馬さんのお話も、早いものであと1クール分になってしまいましたよ。
撮影自体は残り1ヶ月を切ったようですし。さびしいのぉ。
寺田屋騒動の緊迫が冒頭から見られるかと思いきや、
今回もあの弥太郎が、がつがつご飯をくらう弥太郎が、
龍馬を案じているようでやっぱり妬みの方が遥かに勝っている弥太郎が、
「相変わらずおなごにもてるのぉ!」って結婚したのはアンタが先じゃん、な弥太郎が、
かなりの尺を取りつつ、ちょっとお邪魔に感じつつ、の第三十六話。
どうもこの「龍馬伝」は、タイトルにあるメインのお話よりも、
わりとどーでもいい、史実にはないエピソードに時間を割きすぎる傾向がありますが、
今回ばかりは「あと20分切りましたけど?」と、時間を気にしてしまいましたよ。
それはさておき。
やはり瀕死の龍馬さんはステキでした。YAHOOトピックスもわざわざ取り上げただけのことはある。
ステキだったけど、まだ死なないと思うからどうにか見ていられるわけで、
この時から2年も経たないうちに志半ばで命を落としてしまうのだと思うと、
やはり非常に寂しいものが。
両手に深手を負ってしまった龍馬さんを助けるべく
大活躍した三吉慎蔵も最高にカッコよかったです。竹ざおだけでがんがん倒していっただよ。
先週のたまラジでは、この寺田屋騒動について、福山的解説&解釈がいくつかありましたので
ちょこっとご紹介。
福山的解釈
・夜中の三時にお龍がお風呂に入っていたというのは、
龍馬さんとお龍さんが「夜の剣術、あるいは夜の立ち合い」をした後だったのではないか。
・お龍さんが裸のまま二階に駆け上がって龍馬さんに知らせに来たというのは、すでに全裸を
見せていた仲だったからではないか。あくまでも想像の世界ですけど、と。
で、殺陣のシーンだけで前の日の夕方から翌朝8時までかかった、
龍馬伝史上最長の撮影で各人が負ったキズは、
龍馬さん
・知らぬ間にどす黒いアザいっぱいできてた
慎蔵さん
・おでこに穴開いてたよ。槍かなんか刺さったんじゃない?
穴埋めてた。パテみたいので。
・この件に関しては慎蔵さん役の筧利夫氏もついったーで「気合いで穴を埋めた」と
おっしゃっておりました。
お龍さん
・元陸上部だからすごいスピードで走ってそのまま転んで、ふとももとかすりむいて、
膿んじゃったりして大変だったみたい。
次回はされるがままにお世話される龍馬さんと、かいがいしくお世話するお龍さんのツーショが
いっぱい観られることでございましょう。楽しみ♪
「龍馬の手紙」(宮地佐一郎著)には、寺田屋騒動後に乙女ねえさんに宛てた手紙に
「今年正月二十三日夜の難にあいし時も、此の龍女がおれバこそ、龍馬の命ハたすかりたり。」とあります。
お龍さんは、自分の妹が連れ去られた時もヤクザ者のところに単身乗り込んでタンカ切って
取り戻したりしましたから、本当に肝の据わった人だったのですね。
ちなみに、この本によりますと、実際に龍馬とお龍が結婚したのは寺田屋騒動後ではなく、
それより2年前の
「元治元年夏頃、京都金蔵寺住職知足院の仲介で結婚していたのが真実のようである」とあります。
だとすると、最初の福山的エロ解釈もあながち間違いではないのかも、という気が。
やはりこういうトコは鼻が利く、自称「性愛の神マーラ・ダンコーン」福山雅治。
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