と言ってもまだライブDVDだけです。
素晴らしかったあのBPMライブ映像をとにかく早く観たくて。
BPMライブも、ミラコンと並ぶ光一さんライブの最高傑作ですね。
以前も書きましたが、昨年秋に横アリで「Best Performance and Music」を観終わったとき、
こんなの見せられたらもう、他の人のステージや舞台は楽しめなくなってしまうかもしれない、と、
不安を感じたほどでした。
それくらい洗練され完成された、素晴らしいステージだったからです。
もう圧倒的だもん、ズバ抜けてますもん。
他のいったい誰がこれに追随できるのよ、思いつかねーよ!と、
節操なく色々なステージや舞台を楽しみたい自分は敗北感すら感じましたよ。
去年の10月30日付の拙文に、このBPMツアーとましゃの道標ツアーの
感想があるのですが、その時の気持ちがまざまざと蘇りましたので、
僭越ながら引用。
堂本光一「Best Performance And Music」ツアー横アリと、
福山雅治「道標」ツアー代々木。
表現方法は違えども、どちらも本当に素晴らしいライブでした。
光一さんの創るものは、あの会場の空間以外にはきっとどこにもないだろう、
美しくて不思議な、まさしく「あやかし」の世界。
音も詞もダンスも光も、すべてが緻密に計算されて編み上げられた、
本当に夢のような異空間でした。
ましゃのライブは、とても人間味にあふれた豊かな心象風景を描いてみせてくれる世界。
美しい音と言葉で綴った、いのち、ふるさと、旅立ち、恋、願い、などをテーマにした
曲の数々が心に自然に染み込んでくる。
のどかでせつなくて美しい「日本の原風景」を描ける人だったのです。
あんなにカッコよくて都会的な人(今はね)が、
こういう世界をこんな素敵に見せてくれるんだ、と驚愕しつつ感動しました。
どちらにも共通して感じられたのは「厚み」でした。
あんな素晴らしいステージが、一朝一夕に、簡単に、片手間にできるわけはないのですから。
だとしたら、それを創り上げたのは、これまでのひとつひとつの経験、たゆまぬ努力、
そこから得た技術の限りを尽して、その上なお、ありとあらゆるプロフェッショナルの力を
総動員して、それらを全部積み上げて、そうして出来上がったものに他ならない、
という確かな「厚み」。
光一さんには30年の、ましゃには40年の、それぞれが積み上げてきた日々があり、
その中でさらに、プロとしての責任や期待を背負わされ、それを全うしてきた日々がある。
いやもう本当に大げさな言い方ばかりになって申し訳ないけど、
そういうものがすべてあの3時間弱に出てしまうのだなと。
あまたのオトコマエさんたちの活躍に、日々心躍らされておりますが、
この秋、このおふたりのステージを拝見できたおかげで、ただのみーはーなわたくし、
畏れ多くも、また一層、目が肥えてしまったという自覚がございます。
ありがとうございます。みーはーの階段をまた一段上がりましたよ。
てっぺんに居る人たちって本当に凄いっす!(引用おわり)
そんな凄いライブ映像まるまる1本を、アルバムの特典に付けてしまうとは!
昨日から時間を見つけてはちょこちょこと観ているのですが、本当に素晴らしい。
ナマで観たときと何ら変わらない感動を再び味わっております。
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