| 2010年07月15日(木) |
PLAYZONE2010 |
青山劇場に向かうために下車した表参道駅は凄いことになっておりましたよ。


駅の柱や壁が一面にマツジュンと竹内結子ちゃんに!
さすが月9は宣伝のスケールが違う。
それ以上に、これだけのデカいアップに耐えられるおふたりの美形っぷりに脱帽。
さてさて、プレゾンですよ。
楽しかったー!
本当に楽しかった!
昨日(14日)行ってまいりました。
観るまではほぼネタバレは避けつつも、感想はいろいろ目にしていて、
翼の出番が少なすぎるだの芝居部分は学芸会だの、期待を持てるような感想は
あまりなかったのですが、わたしには本当に楽しかったです。
客席には森光子さまと竹内まりやさまが。
今井さんのステージでみっちゃんに遭遇するのはこれで3回目です。お元気そうでなにより。
前日(13日)には時の人、松井大輔氏がいらしていたそうですよ。
有名どころが来て下さると、ファンとしてはやはりすごく嬉しいものですね。
ストーリーはジャニーズ王道の、ショービジネスでのサクセスストーリー。
スラム街に住む少年たちが、盗みをしようと忍び込んだ劇場で、
初めて目にしたショー「PLAYZONE」の素晴らしさに一気に魅せられてしまい、
自分たちもあんな煌びやかなステージに立ちたい、こんな生活から抜け出したい、
と、ショービジネスの門をたたき、ついにステージに立つという第一歩を踏み出すまでのお話。
彼らがステージに立つまでにはもちろん色々な問題が起きるわけですが、
それをひとつずつ経験してゆく間に、彼らなりに色々なことを感じ成長し、
先輩たちもそんな彼らに昔の自分達を重ね合わせて共感したり助けたり、あるいは突き放したり。
社長の考えつくお話はたいてい破綻しているのがあたりまえなので(失礼)、
今回もきっとどーしよーもなく破綻している部分があるのだろうと思っていたのですが(さらに失礼。)、
ヘンなひねりもなく意味の無いグダグダもさほどなく、素直に一本筋が通っていましたよ。
ところどころで「それ、『SHOCK』のセリフじゃね?」、それ「『サバイバルアイランド』」の設定じゃね?」
みたいなデジャブはありましたが、それはジャニオタ歴の長い者としては当然ですし。
中山優馬くんがリーダーの少年グループは、不良に片足突っ込んだような閉塞感のある若者像を
ナチュラルに演じていて、等身大な感じで良かったです。
この等身大な感じが学芸会に見える人もいるのかもしれませんが、わたしには全然そんなことはなく。
そしてなんといっても、そんな彼らを瞬時で魅了したショーというものが素晴らしくなければ、
このお話は全く説得力がなくなってしまうわけですが、これが本当にステキ!
翼のノーブルで男らしいダンス、ヤラさんの変幻自在な超絶スキルダンス、
ABC-ZやThey武道など実力者揃いの圧巻の群舞など、どれも本当に見ごたえがありました。
今まであまり見たことがないような振りとかもあり、とにかくダイナミックで素晴らしいです。
ダンスは超カッコいい上に、芝居ではABC-Zの皆さんが最高に笑わせてくれますの。
登場人物のポジションとしては、翼がこのチームのトップでショーでも看板スター的な立場、
ヤラさんもほぼ同位置ながら、新人教育係の責任者でもあり全員を統括する立場、
ABC-Zは、ショーの中堅どころの実力者集団にして、新人の教育係実働部隊、みたいな感じ。
河合くんや戸塚くんのお芝居の上手さは、「滝沢革命」や「滝沢歌舞伎」などでも拝見して
その実力をよーく存じ上げておりますが、今回、まさかの伏兵ツカちゃんが!
塚田僚一くんが、それはそれは素晴らしい面白キャラで登場ですよ。
真面目で体力自慢で一生懸命なんだけど、それゆえのマイペースなKYさがちょーらぶりーなキャラ。
笑ったわー。ツカちゃんブラボー!
ツカちゃんにこんなに笑わせてもらえる日がくるとは思わなかった。
ツカちゃんの笑顔が以前から大好きだった自分としては、誰のバックにいても常に満面の笑顔だった彼が
ある時からあまり笑わなくなってしまったことをすごく残念に思っていたのですが、
今回、笑顔なのはもちろん、それ以上にまわりを最高の笑顔にするような面白キャラを
見事に演じてくれて、本当にうれしゅうございます。
やっぱりね、ツカちゃんにはいつでもいつまでも、あの笑顔でいてほしいです。
笑顔は、敬語などと同じく他者へのマナーであり思いやりだと思うのですよ。
自分が笑いたいか笑いたくないかは全く関係ないのです。
笑顔は、他の人を癒し和ませ、幸せな気持ちにしてあげるためのものですから。
そんなことはともかく。
本当に楽しいステージでしたよ!
どちらさまも楽まで怪我なく踊りきることができますように。
特にこの上半期、SHOCKと滝沢歌舞伎とプレゾンと、ダンスも殺陣も芝居もハンパない量をこなし、
しかも常に主役に次ぐ重要な役で、公演中に次の舞台のお稽古も同時進行、
というありえない激務を続けていらっしゃるヤラさんに、心からのエールを。
昨日のヤラさんは、左足を膝からくるぶしまでテーピングでぐるぐる巻きにされていましたが、
表情も動きもいつも通りの素晴らしい精彩を放っていらして、ただただ敬服でございます。
ヤラさんに限らず、バックで鍛え上げられてきた方々の底力おそるべし。


センターの今井さんのシルエットわかりやすすぎ。頭のてっぺんとがってるし。
その向かって左側がヤラさんで、右側のちょっと離れてるのが中山優馬くん。
総勢21名の若きオトコマエさんたち。
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