今日のおたけび または つぶやき

2007年10月14日(日)  「驚きの嵐」とか「ヴェローナの二紳士」とか



嵐さんたちのこの大実験シリーズ、大好きです。

面白いよねー。実験内容がまず意表を突いてて面白いし、

それを実に活き活きと、嵐の皆さんが身体を張って挑戦してくれるのが本当に楽しい。

嵐の皆さんは、レギュラー番組でも歌番組でもそうだけど、特番となると特に一気に好感度が上がるんだよな。


今回もどの実験も楽しかったけど、わたし的にダントツは相葉ちゃんとマツジュンの無重力実験。

実際は、飛行機で急上昇急降下をあんなに繰り返すわけで、すごい大変だろうと思うのだが

めっちゃ一生懸命楽しそうでしたな。

とりあえずツボ列挙。



・急上昇中にGがかかって扇風機持ってるのが大変そうなのに頑張る相葉ちゃん。

・無重力中にふわふわバタバタ浮いてるのが、重力戻った時にバタリと床に落ちる相葉ちゃん。

 で、そのうつぶせ状態のまま番組進行する相葉ちゃん。カワイイ。

・ラーメン食べてるマツジュンの横からゆで卵に箸のばすも取り損ねる相葉ちゃん。


・「水とんの術」は何メートルの深さまで可能か、の実験で、潜っては浮上するたびに

 「無理!」と言い切りつつも何度でもトライするマツジュン。


・「嵐の試食係」として頼りにされているリーダー。

 彼は味盲なの? それとも何食べさせても大丈夫な消化器系の持ち主なの?

・身体を張る係りではないようだが、妙に存在感があるニノ。

・その髪型になってから、やけにおでこが気になるんですけど翔くん。

 カワイイおでこだから別にいいんですけど。


ほんと楽しかった。学者先生たちの気まぐれ&無理難題なご要望に、

またいつかその一生懸命な爽やかさで応えてあげて下さい。



そして、13日(土)には斗真の「ヴェローナの二紳士」を見てきました。

んー。これがねぇ・・・。斗真はすごく良かったのですが、作品の出来栄えとしては

正直、絶賛はしかねるという感じです。

親友同士のふたりの青年の間の友情、ひとりの女性をめぐる親友の裏切り、葛藤、和解、

と言った非常にわかりやすい筋立てで、感動ポイントも笑わせポイントもいくつもあるはずなのに、

どうにもちぐはぐ。「ここ、もっと面白くできるよなあ」なんて素人の客に思わせちゃいかんよね。



なんかね、役者の力量ってこんなに差があるものなんだな、って

変な感心の仕方をしてしまいましたよ。自分が観てきた人たちは、たとえ無名の(というか、

単にわたしがお名前を存じ上げないだけ)
役者さんたちでも本当に実力者揃いだったのだな、と。



最初に申し上げましたが、斗真は素晴らしかったのです。もっと言えば、ヴァレンタイン青年(斗真)

その召使スピード、のふたりの魅力が際立っていた。(あと、特に役名がない脇の方達もすごく良かった)

ですが、ヴァレンタインと共に話の核となるべき、ヴァレンタインの親友とその召使、を演ずる

ふたりの役者さんが、残念ながらわたしの目にはあきらかに力不足でした。

パンフを見たらこのおふたりは、どうも舞台初挑戦らしかったです。



斗真や、他の役者さんたちと一緒の場面はまだ良いのですが、

このおふたりがひとりで舞台にいなければならないときがかなりツラい。

特に、召使の方は道化の役割も担っているのに、おそろしいほど面白くない。

見ていていたたまれない。客のこのいたたまれなさが、舞台の上のご本人にはどう伝わっているのだろうと、

まったく余計なことまで考えてしまうほどでしたよ。



これまで見てきた、笑わせる担当の役者さんたちといえば、セリフなんてなくても

出てきただけで面白い、居るだけで面白い、という人ばかりだったので、

それが当たり前だと思っていたのですが、そうではないんだということを実感しました。

もうね、帰ったらすぐ「Cat in the Red Boots」観て、新感線のあの素晴らしい芸達者たちに

心おきなく笑わせてもらおう、なんて思ったほどです。



でも斗真は本当に素敵でした。

いつもの色白で明るい表情は健在で、笑うとあの目じりがほにゃと下がる

人懐っこい笑顔は、いつ観ても和まされます。

純朴な田舎の青年、公爵に仕える騎士、公爵に追放されてから身をやつした山賊、

どれも魅力的。

硬い語調の台詞でも、情感がしっかり込められて伝わってきたし、

動きの少ない中でも表現方法の引き出しは多いと見えて、動作も表情も豊かだったし。



で、衣装がどれもよく似合うんだー。上半身はほどよく逞しいし、足ほっそいし、

すっごくスタイルがいいから。ちょっと派手目だけど上品な白スーツとか、

カラフルな民族衣装みたいなのとかも。ああいうのをさらっと着こなされると、

ああやっぱりキミはジャニーズなのだね、などと、ふと気づいたりしてしまうよね。



ともかく今回の舞台は、作品への感動とは別に、色々と思うところが多くて、

その意味で面白かったです。


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