2007年09月17日(月) |
ゴッドハンドA先生再び |
1週間くらい前に、いつものように食料品やら水やらを大量に買出しに行き、
いつものように両手にいっぱいスーパーの袋を下げていたら、左手の親指を
ちょっとヘンな方に曲げてしまい、親指の付け根のねんざ、みたいなことで
久々にゴッドハンドの接骨院A先生にお世話になっております。
指の力には自信があったのだけどね。
指一本ずつに重い袋提げるなんてアホなことしちゃいけませんよ皆さん。(普通しません)
左手の親指1本使えないだけで、ちょーーーー不便!
押さえるとか支えるのは親指以外の4本でどうにかなるのだが、
「左手のひとさし指と親指でつまむ」というのができないと、「袋を開ける」ってことが
まず不可能になるわけですよ。やってみ? 納豆のタレとかカラシの小袋とかさえ無理。
というわけでハサミ無しでは全く家事にならずです。
見た目はなんともないのですが、「親指が痛くて手が広げられなくなりました」と言ったら
さすがA先生、触診して「ああ。親指の付け根の関節ね。ここはね、動かさない以外に治す方法はないの。
やっかいなのよ。それにしても実はすごく手の力がある? これは力のある人の痛め方。」ですって。
見抜かれました。というわけでしばらく通うことになりそうですが、
時間を取られてしまうのは困るのだが、治療中にA先生にいろいろ話を聞けるのがすごく面白くて。
ガイコツくんの全身模型を使い、色々なコトを教えていただいてます。
で、人間の身体のバランスというのはとても絶妙なのだなあ、と。
で、身体は本当に全身がつながっているのだから、ある箇所の不調もその部分だけ見てては
原因はなかなかわからないものなのだな、と。
たとえば、歩き方にクセがある(うちの息子の例。と言ってもパっと見は全然普通の歩き方なのだが)だけで
外反母趾になり、ひざをいためたりとか。
歯のかみ合わせが悪いせいで頭痛、腰痛になったりとか。
姿勢が悪いせいで顎関節症になったりとか。
あとね、面白いこと言ってた。「人間はよく噛む方(右の奥歯とか左の奥歯とか)
の方向に身体が向くんだよ。だから、ためしに全力疾走しながら右のほっぺの方でガム噛んでごらん。
左方向に曲がろうと思ってもなかなかできないよ。」ですって。
ちなみに私は去年の秋から今年の春にかけて、ひどい眩暈でとても困ったのですが、
「MRIもCTもやって全然異常がなくて、耳鼻科でとにかくたくさん薬を飲まされましたが
何が効いたのか全然わからない。」と言うと「めまいは要するに身体の平衡感覚がおかしくなっておきるから。
その原因もいろいろあってね。たいていは耳鼻科でいっぱい薬を出されるけど、
歯が悪くてめまいが起きることもあるんだよ。
あなたの場合は顎関節症も関係しているかもしれないね」ですって。
わたしは自分の口が開かなくなったことがあるなんて、ひと言もA先生に言ったことないのに!
どこの病院も専門化細分化されてて、それはそれでとても必要なことだけど、
A先生みたいに、どんな症状でもまず全身を見てから判断してくれるお医者さんが
もっといっぱいいてくれればいいのに、と思ったのでした。
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