今日のおたけび または つぶやき

2007年09月15日(土)  秀山祭九月大歌舞伎



またまた友人がご招待券を当ててくれて、歌舞伎座に行ってまいりました。

秀山祭九月大歌舞伎の14日夜の部でございます。

中学生くらいの時、学校行事で行った以来の歌舞伎座!

当然その時の記憶はあまりなく、ということはさして興味をひかれず今日に至ってしまった

わけですが、その時の倍以上を生きてから観た歌舞伎は大変面白かったです。


若くてもその良さをちゃんと理解できる人もいるのだろうけど、

10代はもちろん、たぶん20代のわたしでも無理だったかもしれない。

でも今観るとすごく面白い。で、これはおそらく、歳を重ねれば重ねるほど、

日本人として生きてきた時間が長くなればなるほど、歴史や文化について造詣が深くなればなるほど、

どんどん面白さがわかるようになる世界なのですね。



ぼーっと生きてきたけど、日本語の語彙や歴史についての知識がほんの少しずつでも

増えてきたおかげで、やっと今くらいになって楽しめるようになってきた、ということなのだな。

いやー、また一つ、いいものに出会わせていただきました。

誘ってくれてありがとう、友よ。



とにかくド素人なのでまともな感想は書けませんが、感じたことつらつら。


・歌舞伎って素晴らしいミュージカルだったのね! 「歌・舞・伎」って本当にその言葉通り。

 しかもすべて生唄生演奏。

・玉三郎美しすぎ。福助美しすぎ。

・玉三郎、美しいだけでなく太夫姿のまま琴、三味線、胡弓の素晴らしい演奏を披露。

 演奏会のようだった。びっくりした。

・歌舞伎って素晴らしいコメディだったのね! とても上質な笑いでした。

・舞台の上でこんな静かで動かないでしゃべらない染五郎を初めて観た。そういう役だったからだけど。

(今まで観た染様は新感線で大暴れしてた時だけだったし)

・言葉が美しい、衣装が美しい、所作が美しい。美しいものはやっぱりいい。



昼の部も観たくなってしまったな。昼と夜で演目違うのも凄いですね。

3階B席なら2500円ですって。初心者にも優しい価格設定が嬉しい。



さてさて、Mステでの「涙、ひとひら」拝見しましたよー。

町田さんと米花さんと女性ダンサーさんたちが、素敵にカッコよく踊って盛り上げてくれましたな。

ヤラさんはドリボでお忙しいのは仕方ないが、踊るヤラさんがとっても観たかったぞ!

で、わが心の友アキヤマさんのお姿がなかったのはナゼ?



踊る光一さんはそんなに久しぶりな気はしないが、踊る剛さんを観るのは

わたしにはすっごく久しぶりで。

久々のダンシング剛さんはベリーダンスを踊るテディベアみたいだった。

でも一歩間違えば熊五郎の腹踊りになってしまうトコだった。踏みとどまってくれてヨカッタ。



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