せらび c'est la vie |目次|昨日|翌日|
みぃ
ここ数日すっかり日記からご無沙汰していたのに気付く。とても忙しくて、そしてまたしても大変焦っているので、何だかゆっくり物を書くという気分になれなかったのである。 天気が悪かった所為もあるだろうが、お陰で余計に沈みがちなので、そこを何とか意欲を保っていくというので精一杯な日々であった。 しかも、この週末には、人伝に思いがけない良い知らせが飛び込んで来た、と思ったのだが、しかし結局蓋を開けてみたら、それはタダの「糠喜び」だったという事が判明して、すっかり落ち込んだ。 というのも、このところ掛かりきりのある課題があって、その締め切りがあと一週間後に迫っているのだけれど、実はワタシはやらないでも良い筈だと誰かが言うので、え?それなら他の課題にすぐさま取り掛かって、それが終わればワタシは晴れて自由の身ではないか・・・?と喜んで、俄かに計画変更を始めたのである。 だったらこの夏は思い切ってヴァケーションが取れそうだとか、それならば大陸の向こう側に居る友人の元を訪ねるというのはどうだろうかとか、彼是と思案を廻らせ、それには如何ほど掛かろうかとか、その為の準備に諸々どう進めていけば良いだろうかとか、真剣に彼是考え始めてしまったのである。 それからふと、待てよ、これは一応念を入れてボスに確認を取るべきではないのか?と思い直し、メールで確認したところ、いやそういう話があったのだが、それは来年度に持ち越しで、現行制度上は君にはこれもやって貰わねばならないという結論であるから、お気の毒、と返事が返って来たのである。 最初に話を聞いたのは金曜の夜、気晴らしに同僚らと飲みに出た時だったから、それ以降日曜の午後まで、すっかり作業は中断して、人んちで昼まで寝こけてからだらだらとテレビを見たり、それから帰宅して壁に貼り付けた予定表などをすっかり引っぺがして、用意してあった資料などももう要らないから返却すべきところへは週明けにでも返して、などと算段をしていたのであった。 貴重な週末がすっかり潰れてしまって、自業自得ではあるものの、大変後味が悪い。この遅れを取り戻さねばならないのは、かなり厳しい。 この間の木曜は魚座の新月だったのだけれど、それと射手座の冥王星が非常に角度が悪かった。情報を司る水星は現在牡羊座を通過中というか入ったばかりで、これと冥王星やここ数週間良縁が続いている天秤座の金星と水瓶座の海王星との角度は中々良いのだけれど、太陽と月との関係は良くなかった。その為に、ワタシにとっては糠喜びまたは情報の錯綜という形で、まんまとしてやられたという気分である。 やはり神はワタシを見放さなかった!とまたしても思ったところだというのに、いや、やはり神などいないのだと、改めて思い直す。人生そうはイカの金玉。 ちなみに今日(月曜)辺りは冥王星と太陽が凶角度で、何やら上下関係などで不穏な事件が起こりそうな気配である。また今週の金曜になると、冥王星と金星が凶角度というから、ワタシの元々無いオトコ運にまで更なる陰りというか冷え込みが見られるという訳である。今月はワタシにツキは無さそうである。 そういう大事な時に限ってこのような不運に見舞われるというのは、そういう運命だったのだろうか、という風に、出来るだけ客観的に解釈しようという試みなのだけれども、しかしやればやるほど自分の身が情けないというのは、遺憾である。 (注 ちなみに「イカの金玉」と「遺憾」は掛けていないので、もしかしてそういう親父好みな洒落をご期待の読者の皆さんには大変申し訳ないけれども、その旨宜しく。) (それから、イカに金玉があるのかないのかという生物学的な問題点に付いては、ワタシの知るところではないので、ご質問は受け付けないから、その旨も宜しく。)
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