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■ 患難期前携挙の根拠はどこから
前から分からなかったことは、終末論の中で
「患難期前携挙」と言っている方々は、
なにを根拠にして、どこのみことばから、そう言うのか
ということでした。
今までもいくつか説明を聞いたのですが、根拠が薄くて
どちらともまだ言えないなと思っていました。
ですが、昨日この件でキラリと光るものがありました。
「あなたが、わたしの忍耐について言ったことばを
守ったから、わたしも地上に住む者たちを試みる
ために、全世界に来ようとしている試練の時には、
あなたを守ろう。」（黙示録３：１０）
は、フィラデルフィアの教会へのことばです。
�．ぅ┘垢鮗腓反�じている者たちは、「試練の時」
（つまりここでは「大患難期」のこと）
そこから逃れさせる。
（つまり患難期が来る前に携挙される。）
とも取れるし
�◆峪醂�の時」つまり大患難期の中に置かれていても、
クリスチャンたちをお守りくださる。
の意味にも、
どちらにも読めるように今まで思って来ました。
ですが、ここの「試練の時には」の「には」は、
原語ギリシャ語では、前置詞「エク」が使われて
いるそうで、日本語では、「〜から」の意味だそう。
だから、試練の時「から」となっていて、
「そこから」「試練の時から」あなたを守ろう。
の意味なんだそう。
（なるほどなるほど）
それから、さらに昨日大発見だったのですが、
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１節を読むと、
「さて、兄弟たちよ。私たちの主イエス・キリストが
再び来られることと、私たちが主のみもとに集められる
ことに関して、あなたがたにお願いすることが
あります。」
とあり、
ここでパウロは、�汽謄汽蹈縫隠款呂任睿辰靴芯未蝓�
「空中で主と会うこと」「携挙」の話をしているのは
明らかです。
「主は、号令と、御使いのかしらの声と、
神のラッパの響きのうちに、ご自身天から下って
来られます。それから、キリストにある死者がまず
初めによみがえり、
次に生き残っている私たちが、たちまち彼らと
いっしょに雲の中に引き上げられ、空中で主と
会うのです。このようにして、私たちは、いつまでも
主とともにいることになります。」
（�汽謄汽蹈縫隠粥В隠供腺隠掘�
そして、テサロニケの教会のクリスチャンたちが
誤解をしていることに対して、パウロが説明して
います。
当時クリスチャンたちが信仰ゆえに迫害を受けて
いたのですが、その苦しみが世の終わりの時の
「大患難」かもしれないと思っている人たちが
いました。つまり、「主の日がすでに来たかのように」
（２：２）誤解し、自分が空中で主とお会い
できなかった。携挙から取り残されてしまった。と
思って、落ち着きを失ったりする人たちがあったから
です。
それで、パウロはまだ主の日は来ていません。と
言います。
「だれにでも、どのようにも、だまされないように
しなさい。なぜなら、まず背教が起こり、不法の人、
すなわち滅びの子が現れなければ、主の日は来ないから
です。」（２：２、３）
と「不法の人」つまり悪魔が送る「反キリスト」が
来てから世の終わりが来ることを教えています。
これは、ダニエル書９：２７に出て来る神の預言で、
イスラエルと堅い契約を結んだ後、
翻ってイスラエルを迫害する「荒らす忌むべき者」の
ことです。
マタイ２４章では、イエス様ご自身も
「それゆえ、預言者ダニエルによって語られた
あの『荒らす憎むべき者』が、聖なるところに立つのを
見たならば、（読者はよく読み取るように）
そのときは、ユダヤにいる人々は山へ逃げなさい。」
とおっしゃっている人物が、
悪魔による「反キリスト」です。
それで、�競謄汽蹈縫隠仮呂北瓩蠅泙靴董�
その「不法の人」「荒らす憎むべき者」「反キリスト」
が来ると、
「彼はすべて神と呼ばれるもの、また礼拝されるものに
反抗し、その上に自分を高く上げ、神の宮の中に座を
儲け、自分こそ神であると宣言します。」（２：４）
この「不法の人」「反キリスト」がまだ現れていないの
だから、主の日はまだ来ていません。取り残されては
いません。と言うのです。
そして、そして！６節
「あなたがたが知っているとおり、彼がその定められた
時に現れるようにと、いま、引き止めているものが
あるのです。」と言います。
７節
「不法の秘密はすでに働いています。しかし、今は
引き止める者があって、自分が取り除かれる時まで
引き止めているのです。」
とあるのを発見しました。
「引き止めているもの」「引き止める者」が何かは
ここには書かれていませんが、反キリストを止めている
のは神様の力でしょう。
そして「自分が取り除かれる時まで」とありますから
これは「御霊」、
そして「御霊」はイエスを主と信じる者の内にいます。
つまり「教会」のうちに「御霊」は住んでおられます。
それが「取り除かれる時」
つまり、これが「携挙」だ！と読めました。
クリスチャンの内に住んでいてくださる「御霊」が
まだこの地におられるので、
悪魔による「反キリスト」「不法の人」「荒らす憎む
べき者」は、出て来たくても出て来られない。
カーテンの隙間から覗いて、
「あぁ、まだあいつがいる！」
「あぁ、まだいるのか！」
と何度覗いてみても、「御霊」がおられるので、
まだ出て来れない。
でも、神様のお定めになった時がくると
「御霊」は、そして「御霊」が内に住む人たちは
空中に引き上げられ、この世から忽然と姿を消します。
すると「反キリスト」が現れます。
７節〜１０節
「その時になると、不法の人が現れますが、主は御口の
息をもって、彼を殺し、来臨の輝きをもって滅ぼして
しまわれます。
不法の人の到来は、サタンの働きによるのであって、
あらゆる偽りの力、しるし、不思議がそれに伴い、
また滅びる人たちに対するあらゆる悪の欺きが
行われます。なぜなら、彼らは救われるために真理への
愛を受け入れなかったからです。」
ここの箇所を読んでようやく、
大患難期が来る前に携挙があると言えるのではないか
ということが見えて来ました。
もっと探っていきます。
それに預かるためには
まだその日が来ていないうちに
「イエスを主と信じる」ことしかないので、
ノアが神のことばを信じて、箱舟を作ったように
たとえ、馬鹿にされたり、ののしられたり
うるさいなと煙たがられたりしても、
神様に言われたように舟を作り、
これに乗るよう言っていかないと。
クリスチャンたちは。
「あなたはあなた」
「私は私」の世界は、
親切で平和で優しいような顔をしていますが
キリストの旗を降ろしてしまっては、
何もならないと思うのです。
2024年01月06日(土)
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