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■ 高校の思い出��
高校の話で、急に思い出してきたことが
他にもあります。
これも先生の話です。倫理社会の先生。
この学校でも有名なキリスト教嫌いの方でした。
毎年行われる運動会で、先生方の仮装行列があり
（生徒が仮装させます）
この先生はキリストの仮装をさせられ、
十字架を背負って校庭を一周したほど
それは有名なことでした。
先生の授業のやり方なのか分かりませんが、
ある日、このクラスにクリスチャンはいるか
と尋ねられ、私が手を挙げて以来
毎度の授業で質問されるようになりました。
先生はキリスト教が大嫌いだと明言している通り
好意を持っての質問ではありません。
毎度あれこれ信仰についての難癖をつけられました。
一回の授業ではなく、それが何週間かに渡って
続きました。
ここには書けないくらいの言葉も言われました。
今では問題になっちゃうようなことです。
そんなことをされたのに、どうして耐えらたんだろうか
と思いますが、
今考えて見ても、神様のお守りがあったからだ。
としか言えません。
そして、そんな機会が普通あるだろうか
と今になって改めて考えました。
弁明の機会です。
授業の中で、大勢の前で、何週にも渡って
信仰の話をさせてもらえる機会なんて
そうそうあるもんじゃありません。
神様がそれをいい機会に変えてくださいました。
クラスの中、もしかして学年の中でも
その話は広まっていったようです。
昼休みになると、いつも私をからかいに来る子がいました。
銀ちゃんというあだ名の子です。
銀ちゃんは「今日もあんた○○にやられてたな。」
という具合にやって来ます。
でも私は銀ちゃんが好きでした。
その子は口が悪く、クリスチャンであることを
からかいに来てはいますが、
本当は私の味方になってくれているのが
分かったからです。
それに聖書に興味を持っていて、
「どこか開いて読んでみろ。」と言ったり
また色々質問しに来ました。
答えるとよく「この似非切支丹め！」
と言われましたが、
銀ちゃんの目には愛がありました。
それに釣られて、他の子も周りに集まって来ました。
中に、イエス・キリストは悪い人ではないと思う。
と言う子もありました。
皆どうしているでしょうか。
懐かしいです。
そんな雀
2022年07月07日(木)
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