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■ 高校の思い出��
先日、出身高校からのニュースレターが届きました。
私はあまり高校でのことを思い出すことがなかったので
それを読んで一気に色々なことを思い出してきました。
そこは女子高で、自分としてはかなり背伸びして
入ってしまったために、入ってからが大変でした。
いつだかの試験では、学年で後ろから２位という
珍しい成績をいただいたこともあります。
もうここまで来ると開き直るしかありません。
特に英語と数学が苦手で、
そのうち授業で先生が何の話をしているのか
まったくのちんぷんかんぷんな状態になりました。
ニュースレターには、代何回目かの校長の写真と
文章が載っていました。
あれ、まぁ！それは知っている先生でした。
私は、父の影響をいつのまに受けていたのか
生物部に所属していました。
父も高校生の時に生物部に所属していたそうです。
でもそれはあとで知ったことです。
（私はもうひとつ聖書研究会にも入っていました。）
その元校長先生は、私が３年のときに
新任でいらした生物の先生で、部活の顧問も
してくださいました。
今は、教員最後のときに、この学校に戻っていらして
講師としてまた生物を教えておられるそうです。
その先生の思い出の中に、生物部のことが記されていました。
春に行った「磯採集」のことや、
夏の合宿「月山登山」のことにも触れられていました。
磯採集では子どもに帰って、ウミウシやらヒトデやら
ウニなど捕まえました。
月山は高山植物が豊かな山で、
昼は花の名前を覚えながら山を登り、
夜には皆で地面に寝転んで星空を見ました。
あんな流れ星が飛びまくりの、数えきれない星空は
もう見ることができないでしょう。
私たちの部活は、生物部とはいっても、
飼っているハムスターに毎日ヒマワリの種をあげ、
これまた飼っているショウジョウバエ
（遺伝の研究という名目）
をときどき眠らせては、数を数えるというだけで、
あとは毎日おしゃべりをしていました。
（たまにハムスターが脱走して、捜索するという
活動もありましたな。）
しかし、たまには実験的なこともやりまして、
私は「ショウジョウバエ班」に所属していたために、
友だちと、ショウジョウバエの味の好みはなんだろうか
という実験をしてみようということになりました。
酵母だったか忘れましたが餌のベースに、
塩、砂糖、醤油、酢など混ぜて
どれを好むかやってみました。
ほとんど遊んでいるようなものです。
けれども、この顧問の先生は、私たちの実験をとても
褒めてくださいました。
教科書に載っていることをただ真似てやるのでなく、
自分たちで試行錯誤しながら、
生き物の様子を観察していくこと。そして考えること。
皆のやっていることは、本当の「生物」の勉強だ。
そんなようなことだったと思いますが
だらだらやっているような私たちを
肯定してくださいました。
（ちなみにその実験で、「酢」が一番人気でした。）
先生の思い出の中にも部活のことがあったので
嬉しくなりました。
私は、そのようなことで勉強的には劣等生でしたから
居場所があって助けられました。
自分が生物部だったこともすっかり忘れていましたが
その影響が今にも繋がっていることを思い出しました。
他にも高校の話を色々思い出したので、
その�△鮟颪�かもです。
自分のためです。
2022年07月06日(水)
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