Rei's column
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2004年06月23日(水) 綺麗なもの

台風が通り過ぎて信じられないほどの暑さです。
・・夏が近づくと興奮しますね。なんだか。


今日は綺麗なものに触れました。
お陰で自分が浄化されたような素敵な気分です。


綺麗なものは自分の心の中に眠るものです。
自分が純粋な気持ちで人に接したり会話したり・・
その時間や出会いに素直に感謝する気持ちになれると

心の中にぽっと綺麗なものが灯ります。
その光は疲れた気持ちやココロを浄化してくれる
清らかな湧き水のような清涼感です。。


男性であれ女性であれ
本当に綺麗な気持ち・・
利害感情やかけひきのまったくない状態で接することができて
さらに何らかの域や感情を共有できるということ

それは滅多にあることではない
とても綺麗なものです。


普通の友情も普通の恋愛も
そういう時はちょっと及びのつかないような別のものだったりして
むしろそんな俗っぽい位置にそれを置きたくないような気がしたりもします。


友情も恋愛も
一般的な尺度で関わるうちになんというか俗世にまみれて
いつかは形を変えていきます。

それは正しいことなのですが・・


ああ、きのう結婚している人たちとしゃべっていたから余計かな。
そういうものだ、それが正解とわかっていても
なんというか私自身の体が拒否するような俗っぽい渡世術のような話が満載で・・

世間的に見てそれが素晴らしい夫婦関係であることは理解出来ても
ところで、そもそも男女は結婚生活を快適に送ることの為に出会ったんだろうか?? などど
またエラくとりとめのない事を私は考えていました。


思わず何か理想論めいたことを口ばしったら
あっという間に撃沈されてしまいましたが>笑
「結婚してみなきゃわかんないよ〜〜」
(そんなことがわかる為に結婚てするもんなのかなあ・・?)

「・・ま、だからひとりなんじゃない?」と
早々に自己完結してみたりして。。。


そう、ただ単に自分が影響されていくような感覚に耐えられない。

相手が自分の期待どおりに動かないとか
相手が自分を裏切ったとかいう事実関係が辛いのではなく
そのことによって自分の感情が当初の目的から離れて
醜く歪んでいく姿を見たくない、と思うのです。

私とてそんなに強い人間ではなくて
相手が出すカードによって所詮は変化してしまうでしょうから。



無垢であり無知であるから純粋なのではなく
出来ることなら裏切りも保身も嘘も心変わりも
すべて知ったうえでもそうあれるだけの
強い人間になりたいと・・ それは理想だけれども。

また、怒られそうだったからそれは言いませんでした。


この場合、大事なポイントは
そういうこちらの気持ちが通じない相手にそういう気持ちを向けないこと・・ 人を見抜く目を持つということでしょう。

「そんな人、いるわけないですよ」と
これまた一瞬で袈裟に切り捨てられました>笑

「ほらでも、ここにひとりいるんでもうひとりくらいいるかもしれないでしょ?」といったら
放置されました>苦笑
一生ひとりでやってなさい、と言わんばかりに。ははは。


「夫婦生活ってのは長い時間一緒にいるんだからまた違うものなんだよ」

・・違ってしまうなら長い時間一緒にいなくてもいいや、とか思ってみたり。

籍は入っていなかっけれども生活と仕事と・・
何年か苦楽を共にしてみたパートナーは過去いました。
ですのでその彼のいうことはなんとなく理解は出来ます。
否定するつもりはさらさら無いのに
向こうは何故か私を否定する。

そ、そんなに私を仲間にしたいのかな。
ほっといてくれよ〜〜>笑


生きていくのはあまりに大変で
時にはズルくもなるしたくさんのことに目をつぶらなければならないこともあるでしょう。
それは悪いことなんかじゃない。
そうして守られているものがあることも確かなのだから。


でも、時にとても綺麗なものに触れたとき

その清涼感が忘れられなくて
諦めることが出来なくなったりもするもんです。

その輝きのためなら
何かを・・甘んじて受けてもかまわないな、と思ってみたり。


そういう輝きのほんの破片でもいい

私があなたの目を覗いたときに
小さくでも・・ 光っていられればなあ、なんて思ったりします。

その輝きは結局、
誰か他の「人」からしか手渡ししてもらえないものだったりするから。。


Rei


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