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■ 掲示板Bar M-NESTの規制について
2007年09月14日(金)
2007年9月14日を以て、掲示板「BarM−NEST」へのフェラーリファンの入室を禁止したが、以下は私がこれまで長年に渡って訴え続けてきた持論の簡単なまとめである。以下に書かれた持論はすべて公平な立場からとらえられたものであり、いかなる反対意見も以下の持論を覆すことは不可能である。従って毎回同じ議論で論破するのはエネルギーの無駄遣いであり無意味なため、以下の持論に納得できない者は、いかなる理由があろうとも掲示板「BarM−NEST」への入室を禁止する。要するに、何度も同じことを言わせないで欲しいと言うことである。
F1におけるコンストラクターとしてのフェラーリは、1950年のF1世界選手権の初開催以来参戦し続ける唯一の存在であり、そのフェラーリをサポートする熱狂的なファンは「ティフォシ」と呼ばれ、1996年のミハエル・シューマッハ加入によりその熱気は一気に高まり、現在ではフェラーリファンが全世界のF1ファンの約半数を占めると言われている。 F1を取り仕切るFIA(国際自動車連盟)は、その世界中の熱狂的なフェラーリファンの存在を優先し、公平であるはずのモータースポーツの世界に於いて、主催者でありながらフェラーリと長年に渡って癒着し続け、これまでにフェラーリに対してありとあらゆる優遇をし、逆にフェラーリのライバルチームに対しては不当なペナルティや規制を課し、フェラーリにアドバンテージを与えてきた。当サイトではこれまで再三に渡ってそのことを主張し続けてきたが、あえてもう一度それらを簡単にまとめてみる。
●フェラーリの新技術は許可され、ライバルチームの新技術は禁止される。 その結果フェラーリのマシンだけが年々強化される。 ●ミハエル・シューマッハのアンフェアな行為に対してほとんどお咎めがない。 あからさまな行為以外でシューマッハに対して罰則が与えられることがない。 97年シーズン終了後の全ポイント剥奪も、単なる茶番でしかない。 ●フェラーリのチームオーダーによるあからさまな順位操作が容認される。 当時フェラーリのドライバーであったバリチェロへのオーダーはひどかった。 ●フェラーリのアンフェアな違反に対してペナルティが課せられることはまずない。 99年マレーシアGPでの「5mmは許容範囲」は有名である。 ●逆にライバルチームには不当なペナルティが与えられ、フェラーリが有利になる。
具体例を挙げればきりがないが、これまでに言い尽くしてきたので割愛する。
そして2007年シーズン、FIAによるフェラーリ贔屓の根源とも言えるミハエル・シューマッハが引退し、F1も少しはフェアなモータースポーツとして生まれ変わると思われていたが、それは甘い考えだった。フェラーリは今シーズン、シューマッハの後任としてキミ・ライコネンとフェリペ・マッサという若い才能を擁してチャンピオンシップに臨むも、2年連続王者のフェルナンド・アロンソと驚異の新人ルイス・ハミルトンを擁して昨年までの悪夢が嘘のように高い信頼性を取り戻したマクラーレン・メルセデスに後れを取り、ドライバーズポイントはおろか、コンストラクターズポイントでも大きく水をあけられていた。
そしてコース上で勝てないフェラーリは何をしたのか……。
マクラーレンにスパイ容疑をかけて、マクラーレンを陥れたのである。
フェラーリの告発によってマクラーレンにかけられたスパイ疑惑の概要は、フェラーリのチーフエンジニアであったナイジェル・ステップニーがマクラーレンのエンジニアであるマイク・コフランにフェラーリの今シーズンのマシンの極秘設計データを横流しし、その極秘設計データの情報をマクラーレンの複数の人間が保有し、さらにそのフェラーリの極秘設計データがマクラーレンの今シーズンのマシンに流用されているというものだ。
当初このマクラーレンの疑惑は、世界モータースポーツ評議会に於いて、十分な証拠がないとして無罪とされた。ところが、この決定を不服としたフェラーリとFIAが結託して当然のように控訴し、今月に入り、新たな証拠が見つかったとして裁定は覆され、9月14日、マクラーレンは今シーズンのすべてのコンストラクターズポイントの剥奪と1億ドル(約120億円)もの巨額の罰金を言い渡されたのである。
マクラーレンのエンジニアであるマイク・コフランの自宅から数百ページにも及ぶフェラーリの極秘設計データが発見されたのは事実のようだが、その極秘設計データを送ったとされるフェラーリのチーフエンジニアであったナイジェル・ステップニーは関与を否定し、フェラーリにはめられたと主張している。 そもそも、ステップニーがフェラーリの極秘設計データを盗み出してマクラーレンに横流しする理由が理解できない。したがってステップニーが主張するように、フェラーリの上層部が意図的に自らの極秘設計データをコフラン宛に郵送し、ステップニーに無実の罪を着せて罠にはめたのではないかと思わずにはいられない。無論この説は憶測に過ぎないが、フェラーリならやりかねない。フェラーリとは、それほど腐りきったチームなのだ。
こうしてマクラーレンは今シーズンのすべてのコンストラクターズポイントを剥奪され、コース上では全く歯が立たなかったフェラーリが、コース外でいともあっさりとコンストラクターズタイトルを奪い去ってしまったのである。 さらにマクラーレンには、年間開発費の約4分の1にも相当する1億ドル(約120億円)もの罰金を言い渡され、来シーズンのマシン開発に影響を及ぼす結果となってしまった。このためマクラーレンは来シーズン戦力ダウンが懸念され、またしてもフェラーリが不当にアドバンテージを得ることとなるのである。
フェラーリの悪の権現であるジャン・トッド監督とルカ・モンテツェモロ社長は、揃ってマクラーレンに対する処罰を歓迎し「我々こそ正義であり勝者である」とふてぶてしく語り、もう1人の巨悪であるFIA会長マックス・モズレーに至っては、処分がチームだけに留まったことに対し、「チームが不正を働いてチャンピオンシップを戦っていたのだから、そのドライバーが他のドライバーに対してアドバンテージを持っていたことは間違いないことだろう。どれだけ不公平な優位を得ていたのかわからないというものだよ。だから、今シーズンのタイトルをマクラーレンのドライバーが獲得するというのは私には受け入れがたいこと。チャンピオンシップの価値が傷つけられるというものだ。」などと発言し不快感を示した。
いうまでもなくこのマクラーレンに対する今回のペナルティは、明らかに公平性に欠け、重すぎるものである。そして元はと言えばフェラーリの人間が内部の極秘情報を持ちだしたわけだから、当然F1界を大きく揺るがす前代未聞の事件を引き起こしたフェラーリの管理責任も問われるべきなのに、今回もFIAの恩恵によって、フェラーリは一切お咎めを受ける事がなかったのである。
このように、F1の世界では強力にフェラーリ寄りである人間が幅を利かし、FIAは歴史的にみても、これまで常にどのチームよりもフェラーリを愛し、優遇してきたのである。これは紛れもない事実なのである。そして今回、FIAとフェラーリは、F1グランプリに於いて、核ミサイルのボタンを押したのである。この愚かな行為は決して許されるものではない。この事実を受け入れられないF1ファンは、はっきり言ってF1というものをまったく理解していないと言わざるを得ない。そしてこの期に及んでフェラーリファンであると公言する者に、F1を語る資格などないのである。
よって当サイトでは、フェラーリファンを掲示板から完全排除し、アンチフェラーリとしての立場を取り、フェラーリファンと対立していくことを表明したのである。
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