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■ F1最終戦ブラジルグランプリ予選
2006年10月22日(日)
日本時間22日深夜のF1最終戦ブラジルグランプリ決勝をもってF1を引退するミハエル・シューマッハ(フェラーリ)だが、今日の予選で前戦日本グランプリに続き、またもマシントラブルに見舞われた。
フェラーリの2台は予選前のフリーセッションで共に1分11秒台に入れる好タイムをマークし、予選でも第1ピリオドで同僚フェリペ・マッサに続きシューマッハが2番手に付け、第2ピリオドで今度はシューマッハが第1ピリオドでのマッサのレコードをさらに短縮する1分10秒313の好タイムでトップに立ち、圧倒的なスピードをみせ続けていたが、最終ピリオドでは先頭でコースに出たにもかかわらず、シューマッハが突然スローダウン。やっと1周を終えてピットに戻ったが残念ながらそのままマシンはガレージから出られず、結局タイムオーバーでノータイム10番グリッドとなった。
一方の僚友フェリペ・マッサは、ここ母国ブラジルで嬉しいポールポジションを獲得した。マッサはこれで2戦連続、通算3回目のポールポジションとなった。2番手には最後にマクラーレン・メルセデスのキミ・ライコネンが飛び込み、久々のフロントロウ・スタートを決めた。3番手にはトヨタのヤルノ・トゥルーリが付け、前戦日本グランプリでタイトル争いに大手をかけたルノーのアロンソは4番手となった。 以下5番手にホンダのバリチェロ、6番手ルノーのフィジケラ、7番手トヨタのラルフ、8番手BMWザウバーのクビサと続く。シューマッハが10番手に沈んだことで、アロンソは4番手ながら2度目のチャンピオン獲得に向け大きく優位に立った。
明日の決勝では、仮にシューマッハが優勝しても、アロンソが1ポイントさえ獲得すれば2度目のタイトルが決まる。安心してレースを見守ることができそうだ。
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