Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 M-NESTトロフィー第4戦(予選)
2006年08月28日(月)

中野S2000、3戦連続ポールポジション!
開幕4連勝を狙う山本NSXは4番手に沈む!

 M−NESTトロフィー第4戦東京R246が日本時間の今日昼過ぎにおこなわれ、中野(S2000)が第2戦から3戦連続のポールポジションを獲得。予選での一発勝負の強さを見せつけた。

 予選は前戦の決勝順位の逆順で1台ずつのアタックがおこなわれ、まずは前戦最下位の鈴木(スープラRZ)がコースイン。鈴木はノーミスでそつなく1周を走り切ったが、タイムは2分03秒304と2分を切ることができなかった。鈴木は一昨日のフリー走行でもレギュラードライバーでは唯一2分を切ることができず、マシンとコースの相性の悪さが浮き彫りとなった。続いて佐々木(フェアレディZ)がコースインし、滑らかな走りで1分58秒台に入れる好タイムをマークした。この佐々木のタイムが実質的なターゲットタイムとなる。

 次に大木(RX−8)がコースインし、無難に一周を走りきるものの、2分00秒754とこちらも2分を切ることができず暫定2番手。そしてその後にアタックした池上(スカイラインGT−R)が、1分58秒800の好タイムをマークしトップに躍り出る。この池上のタイムに会場からどよめきが巻き起こった。
 そしてここまで2戦連続でポールポジションを獲得している中野がコースイン。中野はアウトラップの最終コーナーで加速重視のラインを取ってホームストレートに戻ってくると、アタックラップではコースをいっぱいに使った限界走行を見せ、一昨日のフリー走行の自己ベストを更新する、1分58秒795のスーパーラップを叩き出して暫定ポールに躍り出た。

 そして注目の最終アタッカーは、ここまで開幕から3連勝中の山本(NSX)。マシン的にはストレートが長いサーキットなのでもっとも有利に思われたが、スリッピーな路面に悪戦苦闘して所々でウォールにタッチしてしまい、1分59秒436の2番手に沈んだ。

 この結果、中野の3戦連続ポールポジションが確定し、池上、佐々木、山本、大木、鈴木の順で決勝のスターティンググリッドに並ぶこととなった。開幕4連勝を狙う山本は、ストレートでの速さとスリップストリームを活かしての追い上げが注目される。また今回好調の池上がどこまで踏みとどまることができるかも見物だ。







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