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■ F1第14戦トルコグランプリ(予選)
2006年08月26日(土)
今日はF1第14戦トルコグランプリの予選が行われました。
第1ピリオドではスーパーアグリとトロロッソの2チーム、ミッドランドのティアゴ・モンテイロ、レッドブルのデビッド・クルサードが脱落しました。今回から新型マシンSA06の完成バージョンを投入して期待がかかったスーパーアグリでしたが、今回は2台とも震いませんでした。佐藤琢磨は8コーナーでよもやのオーバーランを喫し、チームメイトの山本左近が佐藤琢磨を上回りました。 第2ピリオドではミッドランドのクリスチャン・アルバース、ウィリアムズ・コスワースのニコ・ロズベルグ、ホンダのルーベンス・バリチェロ、トヨタのヤルノ・トゥルーリ、マクラーレン・メルセデスのペドロ・デ・ラ・ロサ、レッドブルのクリスチャン・クリエンの6名が脱落しました。
そして注目の上位10グリッドを決める最終ピリオドは、残り時間8分で動き始め、ルノー勢が先陣を切ってニュータイヤに履き替え、タイムアタックに臨みました。フェルナンド・アロンソが暫定トップに立つと、チームメイトのジャンカルロ・フィジケラがそれを上回ります。しかし、続いてアタックラップに入ったフェラーリ勢は、チームメイト間で明暗が分かれました。フェリペ・マッサはトップタイムを塗り替える一方、ミハエル・シューマッハは1コーナーで膨らみアタックに失敗。各ドライバーは再びタイヤを交換し、最後のタイムアタックへ入っていきます。まずシューマッハがチームメイトを上回り、ルノー勢はシューマッハのタイムに及びませんでした。その後マッサが自己ベストを更新し、最終的にフェリペ・マッサが2000年のF1デビュー以来、初めてポールポジションを獲得しました。2番手にシューマッハ、3番手アロンソとドライバーズタイトル争いを展開する両雄が続き、その後ろはフィジケラ、ラルフ・シューマッハ(トヨタ)、ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)、ジェンソン・バトン(ホンダ)、ロバート・クピサ(BMWザウバー)、マーク・ウェバー(ウィリアムズ・コスワース)の順。 レコードラインとなる奇数列を得たアロンソが、持ち前のロケットスタートでスタートでシューマッハを交わせるか、明日の決勝スタートが注目されますね。もしシューマッハがスタートでアロンソを抑えきって2位をキープできれば、その後どこかでマッサと順位を入れ替えてシューマッハがトップに立つと思いますが、仮にスタートでアロンソが前に出た場合、マッサもアロンソに抜かれないためにもペースを落とすわけにはいきませんから、面白い展開になりそうですね。ただ、ここ数戦流れはフェラーリに傾いていることと、ルノーはマス・ダンパーを禁止されてしまったことで、やはり今回はシューマッハが有利ではないかと思います。
いずれにせよ、クリーンな戦いを期待したいですな。
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