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■ Makoタバコ脱却に至る実験(2)
2006年05月26日(金)
昨日のVoiceでは、僕がタバコを辞めるためにおこなった「キシリトールガムはタバコの代わりになるのか」という実験の第1段階をご紹介しましたが、今日はその第2段階で、僕が無性にタバコを吸いたくなっていたシチュエーションでも、果たして「キシリトールガムはタバコの代わりになるのか」という実験です。
僕が無性にタバコを吸いたくなっていたシチュエーションは、「お酒を飲んでいる時」「仕事が一段落して一息入れたい時」「焼肉や餃子など脂っこい物を食べた後」「リラックスしてテレビを観たり音楽鑑賞をしている時」「テレビゲームで区切りの良いところまで進んだ時」などです。
もっとも顕著なのが「お酒を飲んでいる時」で、アルコールとタバコは切っても切り離せないと思っていたほど、お酒を飲んでいる時は家で独りで飲んでいてもお店で誰かと一緒に飲んでいても関係なくタバコを吸いたくなっていました。 これに関しては、まず自分でビールや日本酒などを買ってきて家で独りで飲んでみて、タバコの代わりにキシリトールガムを食べて試してみました。ガムのミント味のせいで明らかにお酒の味は変わってしまいますが、特にガムでも問題はなく、タバコを吸いたいという欲求は出ませんでした。
そこで今度は、仕事帰りにこの実験のためだけにわざわざ近所の飲み屋に立ち寄ってみることにしました。店のご主人とは知り合いで、しかもちょうどその時来ていたお客さんも全員顔見知りで愛煙家ばかりだったので実験には打ってつけでした。一応お酒の席なのにガムを噛むのもどうかと思ったので、このときはお店にいる間一切ガムを噛まなかったのですが、回りでタバコを吸っている人がいる中でお酒を飲んでも、タバコを吸いたいという欲求に駆られることはありませんでした。
「仕事が一段落して一息入れたい時」というのは、例えばある音楽の仕事でイントロからサビの部分までが出来上がったとしたら、そこで一旦手を休めて、タバコを吸いながら出来上がった部分までを聴き直してみるといった場合が多く、タバコを吸っていた頃はタバコがないと20分休憩しても何か物足りなかったですが、逆にタバコを1本吸えば、1本吸うのに要する1分程度の時間で十分気分転換ができ、その後再び作業を再開することができていました。 ところが、ガムの場合、タバコと違って作業中も噛み続けていることができるため、逆に作業が一段落して一息入れたい時は、一息入れるための動作がなくなってしまうので困ってしまいましたね。仕方がないのでコーヒーやお茶などを飲むことで一息入れることにしました。 ただ、僕の場合タバコを吸っていた頃は作業中は黙々と作業をしていたものの、タバコを吸いたくなる欲求によって中断することが結構あり、長時間集中して作業をし続けることがなかなかできませんでしたが、ガムを噛み続けることによってタバコを吸いたいという欲求が紛れて集中力が増し、長時間作業をし続けることが可能になりました。
「焼肉や餃子など脂っこい物を食べた後」の実験は、出前でチャーハンと餃子を注文し、それを食べて実験してみました。元々なぜ脂っこいものを食べた後はタバコが吸いたくなるのかというのは今まで考えてみたこともなかったのですが、たぶんこってりとしたものを食べて満腹になったところで、一息入れたいという衝動が働くんでしょうねえ。結局タバコでなくても、食べた後少しゆっくりすればそれだけでいいような気もするんですよね。実際は食べた後すぐにタバコを吸うのは、消化するために胃に行くはずの血液の流れを鈍らせてしまうので良くないと言われていますし。 そこでチャーハンと餃子を食べた後にガムを噛んでみたのですが、まあこれは言わずとも想像に難くないと思いますが、ガムのミント味によってお口の中もすっきりとして、脂っこいものを食べた後のリフレッシュとしては最適でしたね。
「リラックスしてテレビを観たり音楽鑑賞をしている時」「テレビゲームで区切りの良いところまで進んだ時」の2つですが、まず前者はタバコを吸う代わりにガムを噛んでいれば、テレビを観ながら延々とガムを噛み続けていることができるので問題ありませんでした。ただ、映画やドラマの中で俳優がタバコを吸うシーンがあると、自分もそれに合わせてタバコに火を付けたりしていたのですが、そこはタバコを吸いたいのを我慢して、そう言うシーンに遭遇したらガムを口の中に放り込んでいます。 後者の「テレビゲームで区切りの良いところまで進んだ時」は、「仕事が一段落して一息入れたい時」と同様、例えばレースゲームだったらレース中、アクションゲームだったらアクション中といったプレイの最中でもガムを噛み続けることができるので、逆にゲームのプレイに集中することができました。強いて言えば、レースゲームでワンレース終わった後、その自分の走りを見直すためにリプレイを再生するとき、新しいガムに替えるぐらいですかね。
このように、「僕が無性にタバコを吸いたくなっていたシチュエーションでも、キシリトールガムはタバコの代わりになるのか」という実験でも、キシリトールガムはタバコに代わりになるということがわかりました。従ってキシリトールガムさえあればタバコがいらなくなり、必然的にタバコからの脱却に成功したことになるわけです。
この実験は現在もなお続いていますが、現在僕の吐く息はいつもさわやかで、元々虫歯もなかったので、歯も白くピカピカですぞ!
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