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■ 「マツダイラ」最新作は8割書き上がる
2006年05月12日(金)
当サイトで連載中のF1小説「マツダイラ」の最新12話は、現在着々(?)と準備を進めていますが、すでに8割ほど書き上がっています。元々「マツダイラ」は自分の趣味として好きで書き始めた小説なので、書くことにまったくストレスを感じることはなく、まとまった時間ができてアイディアがまとまって、いざ書き始めてしまえば、1話分書き上げてしまうのにはそれほど時間はかからないんですよね。気分がノッているときには、2時間もあれば1話分一気に書き上げてしまうことも可能です。
ただ、問題なのは、毎回言っていることですが、1話に収めたいだけの内容をとりあえずすべて書いた後で、文章量が多くなりすぎてしまった内容を如何に削って1話分に抑えるかと言うことです。つまり、書きたいことをとりあえずすべて入れた後で、完全に切り捨ててボツにしたり、他のエピソードに回すために別ファイルにストックしておくなりして内容を削っていく作業の方が苦労するというわけです。
今回もすでにだいたい書きたいことは書き終えて、内容を削っていく段階に入っています。次が12話ですからもうだいぶ学習しているので、書いている段階で細かい描写をあまり書きすぎて無駄に文字数を費やしてしまわないよう、なるべく簡潔に必要最小限の表現で書いていくように意識していますが、さすがにエピソード単位で1話分の量を大幅に超過してしまうと非常に悩んでしまいます。 「マツダイラ」は基本的に1つのエピソードごとに“章(Chapter)”で区切っていますが、今回入れたかったエピソードは4つ。しかしそのうち2つのエピソードはかなり長くなってしまう内容なので1つを2章に、もう1つを3章に分けることになり、7つの章で構成されることになります。しかし、これまでの話では多くて1話に入る章は6章なので、それだとあまりにも長くなりすぎてしまうので、今回も1章分の1エピソードを削ることにしました。
従って今回入るエピソードは、大きく分けて3つということになります。まずは前回の第11話でイギリスへと向かう途中、突然新幹線を途中下車した松平のその後。そしてマツダイラが初めて海外に遠征して他のチームとの合同テストに臨むシルバーストーンサーキットの様子。さらに実際に始まったマツダイラのテスト風景。今回の第12話では、マツダイラF1プロジェクトに実在する新しいメンバーが加入します。 本来はこの3つ(6章分)のエピソードに入る前に、冒頭に当時のF1界の動きを1章分費やして紹介したかったのですが、今回は敢えなくカットして3つのエピソードを書くことに専念し、当時のF1界の動きは次回に回すことにしました。
こうやって入り切らないものを次に回して、また溢れてしまうんだなあ……。
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