Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 琢磨とワンツーフィニッシュする裏技(1)
2006年03月31日(金)

 一昨日昨日と2日連続に渡って、PS2のF1レースゲーム「FORMULA ONE 2005」の「キャリアモード」という、架空のドライバーを作成してF1シーズンのキャリアを過ごすモードの近況報告を書きましたが、今日はその続きです。今回はキャリアモードで自分がBAR・ホンダのファーストドライバーになった時、チームメイトである佐藤琢磨とすべてのレースでワンツーフィニッシュを決める裏技をご紹介しましょう。

 あらかじめ言っておきますが、「FORMULA ONE 2005」をプレイしていない方にはさっぱり意味がわからないないようになっていますのでご了承下さい。プレイしている方には必見ですぞ!

 一昨日述べたように、このゲームは毎戦金曜日午前のフリー走行から予選、決勝まで全セッションを楽しむことができ、各セッションは実際のレースウィーク同様フリー走行は45分間のセッションが金曜午前・午後、土曜午前の計3回、予選は2005年開幕当時のレギュレーションを採用しているため、土曜日の午後に予選1回目、2回目と2回の予選セッションがあります。予選1回目は前戦の決勝順位の逆順で、予選2回目は1回目の順位の逆順で1台ずつのワンラップアタックが行われ、その合算タイムが最終的な予選タイムとなり、スターティンググリッドが確定します。

 各セッションのCPUが操るドライバーのフリーセッションや予選順位は、2005年シーズンのチームやドライバーのポテンシャルが反映されつつランダムに決定され、同じドライバーでもコースによって上位に食い込んだり下位に沈んだりします。佐藤琢磨の場合は特に中堅のドライバーなので、だいたい5番手から14番手あたりの位置を上下しています。

 これらのことを踏まえた上で、具体的にすべてのレースで琢磨とワンツーフィニッシュを決める裏技を解説していきましょう。まずはその最初のレースが肝心となります。最初のレースでワンツーフィニッシュが達成できれば、あとのレースは容易に連続ワンツーフィニッシュが可能になります。皆さんメモの用意はいいですか?

 まず、フリー走行の順位はさておき、予選で琢磨をフロントローにさせる必要があります。そのために、まずは1回目の予選セッションで、自分がアタックするときに何とかフィニッシュライン直前でスローダウンするなりして、琢磨のすぐ上の順位につけなくてはなりません。つまり、例えば琢磨が1回目の予選で10番手だったら、自分は9番手につけなくてはいけないということです。これができないとこの裏技はできないので、1回目の予選で琢磨のすぐ上の位置につけない場合は、つけるまで何度もリセットしてやり直します。

 うまく1回目の予選で琢磨のすぐ上の位置につけたら、あとは簡単です。

 実はフリーセッションや予選セッションでは、CPUが操るマシンはそれぞれのタイミングでオンタイムでコースを周回しており、予選セッションの場合は順番に1台ずつアタックするので、自分の番が回ってくるまで他のマシンが順次オンタイムで周回していきます。
 で、このときに自分の番が回ってくるまでオンタイムで待っているのが面倒だというプレイヤーのために、自分の番までスキップしてくれる機能があるのです。さらに自分がアタックした後にまだアタックをしていないマシンがあった場合は、その自分以降のマシンのアタックもスキップしてセッション終了まで飛んでくれる機能があります。この場合、飛ばされたマシンのタイムは自動的に生成されて順位が確定します。

 実は、このスキップ機能がミソなのです。

 このスキップ機能を使ったときに自動的に生成される、オンタイムでのアタックを飛ばされたドライバーのタイムは、スキップされずにオンタイムで周回した場合のタイムに比べて1〜2秒ほど速いタイムが生成されるのです。ということは、他のマシンはスキップせずにオンタイムで順番に周回させ、琢磨のアタックだけをスキップさせれば、琢磨だけがオンタイムで周回させるよりも1〜2秒ほど速いタイムになるというわけです。

 ではその手順です。予選2回目は予選1回目の順位の逆順でアタックするので、琢磨の番になるまでのドライバーはスキップさせずオンタイムで周回させます。つまり琢磨が予選1回目で10番手だった場合、それ以下の20〜11番手のマシンをオンタイムで周回させます。
 で、琢磨の番が回ってきたら、琢磨がアタックラップに入る前に自分の番までスキップさせてしまうのです。予選1回目で自分は琢磨のすぐ上に位置しているので、この時点でスキップさせても、スキップされるマシンは琢磨だけで、琢磨が暫定トップに立っているはずです。

 次に自分が周回し、自分は何としてもポールポジションを獲得できるだけのタイムを出します。自分と琢磨でフロントローにつかなくてはいけないということです。
 自分のアタックが終了してうまいこと自分が暫定トップ、琢磨が2番手になったら、以降のドライバーはすべてスキップさせずにオンタイムで周回させてセッション終了まで放置します。つまり、琢磨が予選1回目で10番手だった場合は当然自分はすぐ上の9番手だったはずですから、それより上位の予選1回目で8〜1番手だったマシンをオンタイムで周回させると言うことです。


琢磨と自分でフロントローを独占


 これで予選セッションが終了して決勝のスターティンググリッドが確定するわけですが、この方法を用いても、まれに琢磨がフロントローにつけない場合があります。それは、たとえ予選2回目で琢磨だけスキップさせて他のマシンより1〜2秒速いタイムが生成されても、このゲームでは予選1回目と2回目の合算タイムが最終的な予選タイムとなるので、予選1回目の琢磨のタイムが悪いと、合算タイムで他のマシンに負けてしまう場合があるからです。
 しかし、それでも琢磨を上回るマシンはせいぜい1〜2台で、悪くても琢磨はセカンドロー(2列目)の位置につけるはずです。それよりも琢磨のグリッドが後方になってしまった場合は、もう一度最初からやり直してフロントローにつけさせる方がいいでしょう。

 さあ、そしていよいよ決勝です!続きはまた明日!



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