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■ スーパーアグリ、井出が初ドライブ
2006年02月23日(木)
【2006 Voice Rally Result】(Update:March1) Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -7days
バルセロナ合同テスト2日目を迎えたスーパーアグリ・フォーミュラ1は、昨日の佐藤琢磨に代わってルーキーの井出有治がSA05のステアリングを握り、順調に周回を重ねました。
イギリスの空港でストレートのみの初期テストを経験したものの、これが実質的にF1初ドライブとなる井出でしたが、大きなトラブルも無く、比較的順調に電気系、制御系のシステムチェックを中心としたプログラムを消化しました。 井出はコンスタントに走行を続け、ギヤボックスの制御系トラブルで最終コーナー手前にマシンを止めるまでに計43ラップを消化し、この日のベストタイムは39周目にマークした1分24秒455でした。
ちなみにこの日のベストタイムはマクラーレンのキミ・ライコネンがマークした1分15秒223。予選セッションでの110%ルール導入が噂されていて、明日FIAが結論を出す予定だそうですが、スーパーアグリにとってシーズン序盤は、この110%ライン突破が最初の目標となりそうですね。 現時点ではトップタイムからは約9秒差、当面のライバルであるミッドランドと比べても4.5秒落ちですが、暫定マシンでこのタイムならまずまずでしょう。
まだたった1台しかないSA05を、1日目は経験がある琢磨がドライブし、2日目は新人の井出がドライブしたわけですが、井出は1周でも多く走りたかったでしょうが、いくつかのマイナートラブルが発生してしまい、今回の走行ではレースディスタンスに及ばない200kmの走行に留まりました。しかし井出にとっては初めてF1サーキットでF1マシンを走らせるという感覚はある程度掴めたのではないでしょうか。 チームは今日1日、井出のドライブでテストを続け、明日の3日目は再び琢磨へとドライバーをスイッチする予定のようです。明日は琢磨がドライコンディションでどこまでタイムを延ばしてくれるか注目しましょう。
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