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■ スーパーアグリ、準備着々
2006年02月08日(水)
【2006 Voice Rally Result】(Update:February13) Mako Hakkinenn(M-NEST.net/JPN)…… -5days
先日無事に正式なF1エントリーにこぎ着けたスーパーアグリ・フォーミュラ1が、チーム体制とテスト日程を明らかにしました。ただし、注目のドライバーラインナップについては「近日中に発表予定」と言うことで、今回はまだ明確にされませんでした。
現時体で確定しているチーム体制は、代表の鈴木亜久里以外全員外国人で、オールジャパンチームではあるものの、旧アロウズのファクトリーを拠点とした、グランプリ遠征やテスト参加の効率を考えた、日本から参戦するプライベートチームとしては理想的な環境を整えていることを示唆していました。 また、今月14日に今シーズンの序盤を戦うマシンの発表が行われると噂されていますが、今回発表されたテストスケジュールは2月21日〜23日のバルセロナ合同テストとなっています。デビューマシンの名称はこれまで伝えられた通り『SA05』で、SAはスーパー・アグリの頭文字と推定されています。
さて、旧アロウズ・チームが2002年シーズンに使用した「A23」をベースにホンダV8−2.4リッターエンジンを搭載するデビューマシン「SA05」は、最新クラッシュテストのレギュレーションなどに合致するよう改造が施され、カラーリングはアロウズ時代のオレンジからほぼ白一色へと変更されるとみられていますが、その「SA05」のモノコックがFIAのクラッシュテストに合格したことが明らかとなりました。 マシンのベースが4年落ちと言うことで、当時とはFIAの安全規格がいっそう強化されているため、かなりの改造を施すことが必至だったわけで、このクラッシュテストをクリアしないことにはF1参戦も叶わないため、新チームにとってまずその第一歩が踏み出されたことになりました。
シーズン序盤はこの暫定カーで戦い、早ければ4月の第4戦のサンマリノグランプリ)開始時か、5月の第6戦スペイングランプリまでにはスーパーアグリ自身の開発になる新型車「SA06」が投入されると言われています。
まずはその勇姿を、早く見たいものですね。
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