Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 朝青龍の大記録
2005年11月26日(土)

 福岡で行われている大相撲九州場所14日目、今日の結果次第では朝青龍の3つの偉大な大記録が一挙に決まることになります。まず一つ目の記録は前人未踏の7場所連続優勝、2つ目は史上初の年間6場所完全制覇、そして3つ目は年間最多勝ち星ですね。
 6連覇は元横綱・大鵬が1962〜63年、66〜67年に2度達成し、朝青龍が秋場所で並んでいました。年間勝ち星も一昨日12日目の時点で元横綱・北の湖が78年に記録した82勝に並んでいます。そして史上初の年間6場所完全制覇も、昨日13日目の時点でただ1人の1敗で単独首位。つまり昨日の時点ですでに3つの大記録に大手がかかっているというわけです。

 さて、今日の優勝争いに関係する取り組みは、前日に朝青龍に土を付けて2桁勝利を達成しヨーロッパ人初の大関昇進をほぼ手中に収めた関脇・琴欧州と星1つの差で朝青龍を追っている大関・千代大海、そして結びの一番は地元で角番脱出を果たした大関・魁皇と横綱・朝青龍。この2番で千代大海が破れ朝青龍が勝てば、明日の千秋楽を待たずに朝青龍の優勝が決定します。

 まずは琴欧州VS千代大海。千代大海は前日の相撲で、優勝戦線に残るために魁皇に対し立ち会いで変化して勝ちを得ましたが、今日の格下・琴欧州には真っ向から勝負を挑みます。ところが、2メートル以上もある琴欧州に盤石の体制を作られ、そのまま豪快な上手投げで破れました。
 そしてその後の魁皇VS朝青龍戦。朝青龍は盤石の体制で魁皇を寄り切り、千秋楽を待たずして通算15回目の優勝を決め、この瞬間3つの大記録がいっぺんに朝青龍の手中に入りました。朝青龍は魁皇を寄り切ったあと、感極まって涙を浮かべていましたね。

 しかし朝青龍、強いですねえ!もう15回も優勝しているんですか。優勝15回といえば、元横綱・輪島を抜き、単独5位ですからねえ。朝青龍の初優勝はちょうど3年前の平成14年九州場所。その後翌年の初場所で連続優勝。さらにこの年に1場所おきに優勝して早くも4回の優勝を果たします。翌平成16年には唯一九月場所だけ魁皇に優勝を奪われるも6場所中5回優勝。そして今場所ついに完全制覇を果たして早くも15勝ですよ。横綱・貴乃花が22勝ですから、25歳とまだまだ若いですし、歴代優勝回数更新も十分狙えますね。まさに大相撲界のミハエル・シューマッハですな。

 歴代記録といえば、今日の取り組みで大関・千代大海を下したブルガリア人関脇・琴欧州は、昨日も横綱・朝青龍を倒して質の高い11勝目を挙げ、ヨーロッパ人初の大関昇進はほぼ間違いないでしょう。この琴欧州の大関昇進も実は初土俵から19場所目と史上最速!何だか日本の国技である相撲で、外国人力士が輝かしい記録を次々に打ち立てていますな……。

 がんばれ!日本人力士!



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