Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 Makoの洋食屋
2005年11月06日(日)

 今日は洋食屋のような夕飯を作ってみました。献立は、ほうれん草とベーコンのガーリックパスタ、ガーリックチキン、茹で野菜、そしてコンソメスープです。2人前で用意するものは次の通り。

 ・パスタ(7分)…………2人分
 ・ほうれん草………………3房
 ・ベーコン…………………100g
 ・鶏肉………………………200g
 ・ニンジン…………………半分
 ・ジャガイモ………………半分
 ・タマネギ…………………1個
 ・ニンニク…………………2片
 ・ローズマリーの葉………大さじ2杯分
 ・とろけるチーズ…………2枚
 ・コンソメの素(固形)…2個
 ・塩…………………………適量
 ・コショウ…………………適量
 ・オリーブオイル…………適量
 ・バジルの葉………………適量
 ・冷凍茹で野菜……………2人分(冷凍食品かよ!)

 今回のテーマは、如何にすべての料理を温かい状態で食卓に配膳し、なおかつ能率よく作業をこなしていくかという点です。そのため今回は、作業をおこなった順序も忠実に再現しながらお送りしましょう。ちなみにうちのコンロは2つ火にかけられます。(普通はそうですよね)

 まずは水洗いしたほうれん草を切らずに器に入れ、ラップをしてレンジの「葉野菜の下ごしらえ」にかけます。その後お椀2杯分のお湯を沸騰させ、そこに切ったタマネギとコンソメの素を2つ入れ、さらに十分味見をして味の濃さに気をつけながら塩・コショウで味を調整してコンソメスープを作ります。コンソメスープはタマネギが柔らかくなったらとりあえずコンロから外し、蓋をして鍋ごとどこかに置いておきます。

 次にベーコンを細かく切り、さらにレンジにかけてあったほうれん草も付け根の部分だけ切り捨て、あとは3センチぐらいずつに切っておきます。その後ニンニクを2片みじん切りにし、そのうちの半分をフライパンでオリーブオイルで炒めます。すぐさまベーコンとほうれん草もフライパンに加えて炒めます。このとき塩コショウを振りかけて味付けするのですが、こちらもほうれん草をつまんで慎重に味見をしながら味付けをし、「ちょっと味が薄いかな?」ぐらいのところで止めておきます。ベーコンとほうれん草に火が通ったら別のお皿に移しておきます。

 その後皮を剥いたニンジン半分と、皮を剥かないジャガイモ半分を一口サイズに切り、これらを器に入れ、ラップをしてレンジの「根野菜の下ごしらえ」にかけます。

 ここでパスタを茹で始めます。予め沸騰させておいたお湯にパスタを入れ、塩を多めに加え、キッチンタイマーで7分を計り始めます。
 その間に今度はガーリックチキンを作ります。まずは鶏肉を一口サイズより一回り大きめに切ります。次にフライパンにオリーブオイルをやや多めに入れ、さらに先程残しておいたニンニクの残り半分とローズマリーの葉を入れ、そこへ鶏肉、そしてレンジにかけてあったニンジン、ジャガイモを入れて炒めます。このときも塩・コショウで味付けをするのですが、やはり「ちょっと味が薄いかな?」ぐらいのところで止めておきます。鶏肉、ニンジン、ジャガイモに十分火が通ったらお皿に移します。このとき鶏肉、ガーリック、ローズマリーはもちろん、オリーブオイルもすべてお皿に入れます。このガーリックチキンはこれで完成ですが、かなり熱い状態なので先に配膳しておきます。

 今度はパスタの世話をします。7分で茹であがるパスタを使用していますが、タイマーが7分に近づいたら箸でパスタを1本つまんで堅さを確かめ、好みの硬さになるまで茹でます。パスタが茹であがったらすぐさま火を止めお湯をこぼし、オリーブオイルで和えておきます。

 続いてフライパンにパスタを移し、さらに先程調理しておいたベーコンとほうれん草を加えて軽く火を通しながら和えていきます。パスタ、ベーコン、ほうれん草がほどよく混ざったら、パスタ皿に盛りつけてパスタは完成!

 さて、最後はコンソメスープです。時間的にコンソメスープはそれほど冷めていないとは思いますが、念のためもう一度最後に火をかけ熱くします。その後、お椀にとろけるスライスチーズを1枚ずつ入れ、そこへアツアツのコンソメスープをかけるように入れ、最後にバジルの葉を振りかけて完成!

 冷凍食品の茹で野菜は、時間の空いたときにレンジにかけて用意し完成!(おい)

 ……茹で野菜に関しては冷凍食品で手を抜きましたが、まあそこは妥協と言うことで、とりあえずメイン料理が脂っこいものばかりなので、もう一品野菜系を加えるという意味合いで「凝るところは凝る、手を抜くところは手を抜く」ということでいいんじゃないかと自分に言い聞かせてます。

 で、ベーコンとほうれん草、それにガーリックチキンの味付けを「ちょっと味が薄いかな?」ぐらいで止めておいたのは、僕のこれまでの経験上、味見の時点では薄く感じても、食べてみると結構しっかり味が付いていることが多いからです。それに、実際に食べる時にも味が薄いようなら、塩を少し加えることで調節できますからね。しかし、食べる時に味を足すことはできても、味を引くことはできませんからねえ。味が濃すぎて塩辛くなってしまうよりは、薄味にしておいた方が失敗しないということですな。

 で、味の方は……自分で言うのも何ですが、なかなか美味しかったですぞ!



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