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■ 超ダサダサの近未来F1マシン
2005年10月25日(火)
昨日24日、FIAと各チームとの間で2006年以降のレギュレーションについて話し合いが持たれましたが、FIA側はここでオーバーテイクをより容易にするための新しいエアロ案を提起しました。 先に行われたFIAの調査では、世界中のF1ファンが一番望んでいるのはオーバーテイク・シーンであることがわかっていて、これを受けFIAはパートナー関係にあるAMD社と調査した結果、オーバーテイクを阻む大きな要素に「前車が後続車に与える空力の問題」がクローズアップされてきたそうです。 そこで今回マックス・モズレー会長がこれらを考慮したリヤウィングに関する新しいレギュレーションを提起したというわけです。
これがその「新エアロカー」のスケッチ案。
CDG New Aero Car (C)FIA
これは正式には「CDG(Centreline Downwash Generating )カー」と呼ばれるもので、オーバーテイクをより容易にするための新しいエアロ案で、AMD社と調査した結果生まれたものだそうです。
ダサいッ!ダサすぎるッ!
なんかね……
一瞬「ミニ四駆」かとッ!
しかもこの新エアロカー、FIAは画期的な2枚リヤウィングを発表したと豪語していますが、実際にはリアタイヤの前方にあるディフューザーで跳ね上げられた空気の流れが、リアの真ん中にウィングがないことで乱れ、マシン後方の気流はとんでもないことになってしまいそうな気がします。完全にリアウィングのことしか考えておらず、ディフューザーをまったく無視していますな。 しかもリアウィングが2枚になったことで、左右のウィングの角度にほんの少しでもずれが生じてしまったら、それはもうマシンバランスはもの凄く悪化してしまうことは間違いないでしょう。
いや〜驚きですね。FIAが提起してきたオーバーテイクを可能にする新しいレギュレーション案が、こんなしょーもないものだったとは……。
これ、本当に20007年から導入されるんでしょうか……。
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