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■ サッカー日本代表 VS ホンジュラス
2005年09月07日(水)
今日宮城スタジアムで行われた、サッカーの国際親善試合、キリン・チャンレンジカップの日本VSホンジュラス戦、すごい試合でしたね。
日本は中田英寿を含む欧州組6人全員が先発出場しましたが、前半はホンジュラスが3―1でリードし、敗色ムードのまま折り返しました。しかし、後半開始早々に日本は中村の左FKを柳沢が頭で合わせて2点目を決め1点差に詰め寄ります。ところが、その直後に再びホンジュラスに得点を許し、再び2点差の4―2となってしまいました。 それでも、今日の日本代表は勢いをまったく失うことがありませんでした。中村のPKで再び1点差となり、その後も怒とうの攻撃を続け、25分には柳沢が同点。観客席を青く染めたサポーターの大声援に押され、33分に交代出場の小笠原のゴールでついに逆転しました。日本はそのまま1点のリードを守りきり、何と4―5の劇的逆転勝利で、苦手としていた中南米のチームから初めて勝利をものにしました。
いやはや、前半を3−1で折り返した時には、まさか勝つとは思いませんでした。
日本代表のジーコ監督は「ボクシングのスパーリングのような試合だった。勝利したが、悪いミスがいくつかあった。いつもと違うことをトライできたので、それはプラスだった」と、試合を振り返っていましたが、まさにその通りですね。今日の試合はゴールを決めては決められといった、まさに点の取り合い。日本も非常に素晴らしい攻撃を見せて何度も得点のチャンスを引き寄せましたが、逆にホンジュラスの奇襲も驚異的で、中盤でパスカットされると、そのまま一気にゴールまで攻め込まれるというシーンが何度もありました。 しかも、日本の守備の要である宮本と中沢の防衛がまったく機能せず、相手選手をゴール前で全くのフリーにしてしまったシーンも多く見られました。
今回日本が5得点もしたことは大いに評価できますが、一方で守備陣がまったく精彩を欠いてしまったことは、大きな課題となるでしょう。今回守備陣がきっちりと機能していれば、おそらく日本はもっと楽にホンジュラス戦で勝っていたのではないでしょうか。前半終了直前での、エース中田英のミスから失った3失点目もあります。ワールドカップまであと9ヶ月、ジーコ監督の信頼が厚い欧州組の選手でさえ危機感はあります。これからさらに強化しつつ、今回のような競争意識を高めて欲しいですね。
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