Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 ハリウッド的な夢を見る(前編)
2005年09月01日(木)

 最近映画の見過ぎなのでしょうか、今朝方、ハリウッド映画のような、ものすごい夢を見てしまいました。しかも登場する人物の多くがハリウッド俳優、ストーリーもハリウッドチックで非常に突拍子もないものでした。

 今回はそんな僕が見たハリウッド的な夢をご紹介しますが、あくまでも夢の中の話なので、話のつじつまが合っていなかったり、意味不明な点や矛盾する点なども多くあると思いますが、そのあたりはご了承ください。覚えている限り、なるべく忠実に僕が見た夢を文章に再現してみたいと思います。ただし、僕は夢の中で、起こっていることはすべて現実だと認識しています。それから、夢の中の時間はすべて明るい日中です。


■第1章「恐怖の襲来」

 最初の舞台は、切り立った崖の中腹あたりにある、人が1人しか通れないような細い道。しかし崖側には手すりのようなものは何もなく、さらに大雨が降っていて立っている足下もぬかるんでおり、かなり不安定で危険な状態だ。
 その崖から下を見下ろすと、100メートルほど下には墓地があり、雨で地盤が緩み、ほとんどの墓石が泥に流され倒れてしまっていた。と、そこへ、1人の老婦人がやってきて、必死に墓石を立て直そうとしているのが見えた。しかし墓石は立てても立てても緩んだ泥で倒れてしまう。

 僕はそれを見ながら、何となく嫌な予感がしたというか、あることを想像してしまった。すると、その想像通りのことが、実際に起こってしまったのだ。
 何と土の中からゾンビが何体も現れて、老婦人に襲いかかり始めたのだ!僕はその光景を遠くから見下ろしながら、老婦人を助けに行くこともできず、ただ必死に「おばさ〜ん!早く逃げて〜!」と声を張り上げることしかできなかった。

(これはおそらく、先日ゾンビ映画を立て続けに観たのが影響しているのだろう。)

 その後、舞台はウェールズの片田舎を連想する小さな村に移る。その村の市場のようなところで僕が食事をしていると、遠くの方から腕を前に出しながら、ゾンビの集団がよろよろとこちらにやってくるではないか!
 この村では以前にもこのようなゾンビ騒ぎがあったらしく、村の人々は皆口々に「まただ!また奴らが襲ってきた!」などと言いながらパニックに襲われ、その場から逃げ出そうとして大混乱となってしまった。もちろん僕も村の人々とともに、その場から逃げ出した。

(群衆がパニックに陥りながら逃げ出すシーンは「宇宙戦争」か?)

 僕は村の人々とともに必死に逃げるが、至る所からゾンビが沸いて出てきて襲ってくるので、僕は建物の中に入りやり過ごそうとした。ところが、僕が入った建物にもすでにゾンビがいて、僕に襲いかかってきた!
 もうだめだ!やられる!と思った瞬間、突然1人の男が現れてゾンビを倒し、僕を助け起こしてくれた。何とその男は、あのユアン・マグレガーだったのだ!

(うーん、これは間違いなく「スターウォーズ」の影響だろう。)

 その後僕とユアン・マグレガーはともに行動し、小高い丘へとやってきた。この丘にはまだゾンビは迫ってきていないらしく、他にも多くの人々が避難してきていた。
 その中で、1人少女がうずくまって泣いていたので、僕がそばに行って話しかけると、何とその少女はダコタ・ファニングだった!ダコタ・ファニングは両親がゾンビに襲われ、独りぼっちになってしまったと涙ながらに話した。ユアン・マグレガーもそうだが、ダコタ・ファニングも日本語を話していた。

(ダコタ・ファニングと言えば「ハイド・アンド・シーク」と「宇宙戦争」だな。)

 僕はダコタ・ファニングの手を取り、ユアン・マグレガーと3人で丘を下り、さらに先へと進み、学校に辿り着いた。その校庭には運動会などで見られる「PTA本部席」と書かれた白いテントが張られ、そこで食べ物が配給されているらしく、大勢の人々がテントに群がっていた。
 僕らも食べ物にありつこうと校庭のテントまで行くと、何と突然そこにいた大勢の人々が一斉にこちらを向き、ゾンビと化して僕らに襲いかかってきたのだ!

 僕らが慌ててテントから逃げ出すと、逃げ出した先に突然数機のヘリコプターがやってきて校庭に着陸し、その中の1機から、何と自信に満ちた表情のエド・ハリスが軍服姿で降りてきた!
 彼は他のヘリから降りた軍隊を統率しているらしく、彼の号令で一斉に軍隊が隊列を組み、ゾンビの大群に向かって銃を向けた。
 次の瞬間、激しい銃撃戦が始まり、ゾンビたちを一掃する。そのあまりの凄まじい光景に僕は目を背けてしまうが、その混乱で僕はユアン・マグレガーとダコタ・ファニングの2人とはぐれてしまい、再び1人取り残されてしまう。

(軍隊を統率するエド・ハリスというと、ニコラス・ケイジの「ザ・ロック」か?)

 僕は必死で銃撃戦をする軍隊の間を縫って、学校の校舎に逃げ込んだ。その校舎は古い木造の校舎で、ここにもゾンビがいやしないかという不安と恐怖に駆られたが、現れたのは何とのんきに校舎の清掃をしている、用務員のような格好をしたティム・ロビンスだった!
 ティム・ロビンスは「用務員室が安全だから、そこで休むといい」と言って、僕を用務員室へと案内してくれた。そこは4畳半ほどしかない狭い部屋で、畳の上に布団が一式敷いてあるだけの部屋だった。僕はここが本当に安全なのか?という不安でいっぱいだったが、疲れていたのでそのままそこで休み、眠り込んでしまった。

(ティム・ロビンスは「宇宙戦争」にも出ていたなあ。)

 この後、Makoの運命や如何に!?



(続く)



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