Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 F1アメリカグランプリ予選
2005年06月19日(日)

 先週のカナダグランプリに引き続き、今週は同じアメリカ大陸で第9戦アメリカグランプリが行われています。時差の関係で、日本のF1ファンにとっては2週連続で眠い目をこすってのF1観戦になりそうですな。

 さて、昨夜(深夜3時)は、アメリカグランプリの予選が行われました。相変わらずミシュラン勢が強さを発揮した予選でしたが、今回ポールポジションを獲得したのはルノーのアロンソでもなくマクラーレンのライコネンでもなく、トヨタのヤルノ・トゥルーリ!トゥルーリ自身にとって初ポールポジション獲得であるばかりでなく、トヨタとしてもF1参戦4年目にしての悲願達成、決勝に期待がかかりますな。

 2番手にはマクラーレンのキミ・ライコネン、そして3番手には前戦カナダでポールポジションを獲得したBAR・ホンダのジェンソン・バトン、4番手にはルノーのジャン・カルロ・フィジケラと続き、今回の1・2列目はF1屈指のイケメンたちがズラリと顔を揃えました。ちなみに5番手にはフェラーリのミハエル・シューマッハが入りましたが、イケメンかどうかは……僕の口からは何とも言えません。

 現在ポイントリーダーのフェルナンド・アロンソ(ルノー)はシューマッハの後ろ6番手、さらにその後ろにフェラーリのルーベンス・バリチェロが続き、昨年ここで日本人2人目の3位表彰台をものにした佐藤琢磨(BAR・ホンダ)は8位につけました。

 やはり今回もフェラーリは、2列目につけませんでしたね。今年のフェラーリはやっぱり予選で速さを発揮できませんね。フェラーリにタイヤを供給しているブリヂストンも「うちのタイヤは決勝に照準を合わせているので予選には向いていない」というコメントの通りと言うことなのでしょうか。シューマッハはこのアメリカグランプリも得意コースのひとつですから、この位置からの追い上げに期待がかかりますな。

 気になるのは、金曜日のフリー走行でトヨタのラルフ・シューマッハのクラッシュですね。彼はタイムアタックに入ろうとした矢先の最終コーナーでマシンコントロールを失いスピン。アウト側のセーファーバリアにマシン左後部を激しく接触させてマシンは大破してしまいました。ラルフは幸いにも大事に至らず、自力でマシンを降りたようですが、この影響でセッションは赤旗中断となってしまいました。ラルフは、昨年のアメリカグランプリ決勝でも同じ最終コーナーでクラッシュしており、2年続けての大クラッシュを演じることとなってしまいました。大事を取って今回はレースを欠場することになりましたが、怪我がなくて本当に良かったです。

 決勝は今日の深夜、明日の仕事に影響が出ないか心配です。



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