Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 お墓の開眼供養
2005年06月18日(土)

 実はこのほどうちの両親が、静岡市内に将来自分たちが入るお墓を購入したのですが、今日はそのお墓に魂を入れる「開眼供養」という儀式があるというので、僕も参列してきました。

 生前にお墓を建てることを「寿陵」というそうです。生前にお墓を建てることは、家に幸せをもたらし、長生きができて縁起のよいこととされているそうです。しかしお墓を建てても、そのままではただの石です。そこで、新しくお墓が完成したら、必ず開眼供養を行います。これは、新しいお墓に魂を入れてもらうことを意味しており、「入魂式」と呼ぶこともあります。
 開眼供養の主な流れは、まず墓前に線香と供物を供え、読経、除幕、焼香などをします。だいたい1時間程度で終わりました。

 うちの親戚のお墓は、父方のお墓、母方のお墓ともに結構離れた場所にあるため、なかなかお墓参りに行くことができないのです。しかし、この開眼供養によって、新しく建てたお墓に先祖代々の魂を呼び寄せ宿らせるのだそうです。ですからこのお墓にお参りすることで、実際にお骨が埋葬されているお墓をお参りして供養したことになるのだそうです。「遠隔お墓参り」とでも申しましょうか。

 両親が建てたお墓は静岡市の中心部に近い、徳川家康ゆかりの浅間(せんげん)神社がある静端山の麓にあり、クルマで約10分のところにあるので、これからは定期的にお墓参りをして、おじいちゃんおばあちゃんの供養をしたいと思います。



両親が建てたお墓



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