Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 DVD録画最終報告
2005年04月04日(月)

 長きに渡ってMacによるDVD録画に関する問題を書いてきましたが、今回、一つの結論に到達することができましたので、ご報告いたします。

 まず、映像をDVD−Rに書き込む際には、編集した映像ファイルをMPEG2という形式にエンコードしなくてはならないのですが、この作業に6時間〜9時間ほどかかってしまいます。なのでビデオ信号を最初からMPEG2形式で取り込めばエンコードの必要がなくなるわけですが、結論から言いますと、これはMacでは不可能でした。しかし、先日ご紹介した「FFmpegX」というソフトを使うことで、編集した映像をMPEG2形式で保存することはできるようになりました。ただし、保存する際にやはり6時間〜9時間ほど時間がかかってしまうので、結果として同じことになります。

 次に、通常MacからDVD−Rに書き込むには、約1時間30分ほどしか映像を記録できないのですが、これは「FFmpegX」で、2時間を超える映像でも記録できるようにはなりました。このソフトは映像の長さによって圧縮率を自動で調整してくれるので、例えば2時間15分の映像だったとしたら、2時間15分の映像が1枚のDVD−Rに入るように自動的に調整して圧縮してくれるので、極端な話、3時間でも4時間でも1枚のDVDに記録することができるということです。ただし、映像の時間が長ければ長いほど圧縮する率が増えてくるわけですから、当然画像はどんどん劣化してしまいます。

 すなわち、2時間を超える映像を1枚のDVDに収めることはできるようになりましたが、1枚のDVDを作るために6時間〜9時間を要するというのは、しかたがないということですね。さすがにこれではMacを24時間つけっぱなしにしなくては今後溜まったビデオをDVD化することなどできませんから、いずれデッキ型のDVDレコーダーの購入も検討しています。

 うーん、最初からデッキ型にしておけばよかったか……。



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