Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn
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好きな映画ベストワンツーを落札
2005年04月05日(火)
今日は兼ねてから探していた「オールウェイズ」と「エンド・オブ・ザ・ワールド」の2本のDVDを、ヤフオクで落札しました。この2作品は先日Voiceで発表した「好きな映画ベスト50」の堂々1位と2位の作品で、とりあえずDVDショップや中古DVD屋などの店頭で探してみたのですが見つからず、ヤフオクでやっと見つけて手に入れることができました。
「オールウェイズ」は1989年の映画で、スティーヴン・スピルバーグ監督、製作作品です。スピルバーグ監督が10年もの間暖めてきた愛の名作で、とにかく主演のリチャード・ドレイファスの渋さ、ホリー・ハンターの可愛らしさ、ジョン・グッドマンの人柄の良さ、そして何といってもオードリー・ヘップバーンの美しさが魅力的な作品です。ヘップバーンはこの作品が遺作となってしまったわけですが、その可憐さと美しさは年を重ねても損なうことなく、素敵な役でこの作品に登場しています。この作品は山火事専門の消防飛行隊のお話なのですが、森林火災中の飛行シーンなど見ごたえも充分です。これ程泣ける映画はめったにありませんね。しかし、Barでクハナさんもおっしゃっていましたが、同時期に「ゴースト」と公開が重なり話題を持っていかれ、結構知られてない人や観てない人、または好きじゃない人が多いのはショックですね。まあ、本気で人を好きになった事がない人には理解できない作品と言って良いでしょう。ラストが特に素晴らしいオススメナンバーワンの作品です。
「エンド・オブ・ザ・ワールド」については昨年の11月21日のVoiceでも紹介していますので詳しくはそちらを参照していただきたいのですが、この作品は、逆に非常に重すぎてあまりオススメできない作品ではありますが、核戦争の恐ろしさに真っ正面から取り組んだ作品はこの作品をおいて他にないでしょう。原作はネヴィル・シュートの終末SFの古典「渚にて」で、映画も原題は「ON THE BEACH」です。59年にグレゴリー・ペック主演で映画化されましたが、この作品は舞台となるオーストラリアの製作で長編TVムービーとしてリメイクされたものです。
21世紀初頭、アメリカと中国の間で起きた核戦争は北半球を壊滅しただけでなく、残る南半球にも放射能の脅威を残しました。唯一生き延びた米原潜の一行は最後の楽園となったオーストラリアに上陸しますが、再び出航の命令が下ります。北半球のどこかから正体不明のメールが送られてきたのです。しかし、万に一つの可能性を求めて北上する彼らの前には、忌むべき核の戦禍が広がっていました……。堂々3時間半(完全版)にも及ぶ悲壮なドラマは、細かいディテールやキャラクター描写を得て胸に迫ります。この映画はTVムービーとして製作されたものですが、この作品こそ、アカデミー賞に燦然と輝くべき作品といえるでしょう。
「オールウェイズ」
「エンド・オブ・ザ・ワールド」
「エンド・オブ・ザ・ワールド」違い
ところで、話は変わりまして、先日公開したばかりの「PRIVATE」にある「CINEMA DATA BASE」ですが、新たに入れ忘れている作品を思い出し、チャップリン作品、「この子の七つのお祝いに」「スターシップトゥルーパーズ」「タイムマシン」「ホームアローン」「ドラゴンヘッド」などを追加しました。まだまだ観たのに入れ忘れている作品がありそうだなあ……。
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