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■ F1開幕まであと40日
2005年01月23日(日)
ですよ皆さん!きりがいい数字と言うことで、僕はもう他所で自分のF1に対する「正当な」意見を主張することは無意味なのでしないことにしましたが、ここは自分のテリトリー、もう一度、はっきりと僕のスタンスを主張しておこうと思います。
まず第一に、僕はアンチ・フェラーリです。アンチ・ミハエルではありません。フェラーリが強すぎるのは、フェラーリがFIAと癒着してアドバンテージを得ているからです。それはここ最近のF1界の動きを見ても明らかでしょう。フェラーリは早い段階からFIAのV8エンジン化に同調していたので、大きなアドバンテージを得ていますし、全チームの合意があってこそのコンコルド協定に関しても、フェラーリとFIAだけで取り決めをおこなっています。 あとは、バリチェロをF1ドライバーとして扱っていないのが気に入らないですね。ミハエル至上主義の方は「バリチェロがミハエルに順位を譲るのは当然、ミハエルは勝たなくてはならない」と思っているかもしれませんが、個人的にどう考えるかは勝手ですが、その考えは間違っています。全てのドライバーは、ワールドチャンピオンを目指す権利があるのですから。 フェラーリには一刻も早くF1から撤退していただきたいものです。そしてフェラーリ以外のマシンに乗るミハエル・シューマッハを見たいです。ミハエルの実力を持ってすれば、フェラーリの力などなくとも、チームメイトに優勝を譲ってもらわなくとも、十分勝てるはずですよね?そしてその方が、F1は何倍も面白くなるでしょう。
そして、佐藤琢磨に関してです。僕がここでバッサリと斬ってあげましょう。単に「佐藤琢磨が嫌いだ」というのは、個人的な好みの問題なので別にかまいません。しかし、F1ファンはもちろんのこと、F1ドライバー、F1ジャーナリスト、F1評論家も含め、未だに「佐藤琢磨は危険なドライバーである」と言っているアナタ!はっきり言ってシロウトですから!
もちろん、琢磨がデビューした2002年に関して言えば、琢磨は危険なドライバーであったと言えるでしょう。それは僕も認めます。しかし、1年のブランクを経て、2004年に帰ってきた佐藤琢磨は、アグレッシブさはそのままに、決して危険行為はしなくなりました。それどころか、近年のF1がどんどん眠く退屈なものになっていく中、琢磨は「本当のレース」というものを見せてくれました。今までのぬるいレースが当たり前だと思っているアナタ!それは大きな間違いです!琢磨の走りこそが本当のレースなのです!
考えてもみて下さい、昨年のヨーロッパグランプリで琢磨のことを「アマチュアだ」と言い放ったバリチェロですが、コーナーに入る前にバックミラーを見落とし、すでに琢磨が完全にインに入っていることに気付かずぶつかってきたバリチェロの方が、よっぽど危険だとは思いませんか? さらに、2002年のイタリアグランプリの予選で、琢磨のアタックラップ中に、琢磨がくるのを気付かずにぼけ〜っとしていて、いきなり幅寄せしてぶつけてきたキミ・ライコネンの方がよっぽど恐ろしいでしょう。どちらも後方不注意ですよ?日本の道路交通法でも減点対象ですよ?しかもライコネンは琢磨の抗議に対し、ナメた態度で嘲笑うかのように開き直っていましたからねえ。
僕は大好きだったミカ・ハッキネンの後任となったライコネンを、同じフィンランド人で、しかもハッキネンが認めたドライバーだからと思い応援してきましたが、あれを見たときははっきり言って幻滅しましたね。やっぱりライコネンはハッキネンとは全然違います。まだまだ甘っちょろい若造です。自分のマシンのことを「僕のおもちゃ」などと言っていますしねえ。
最後に、日本におけるF1中継の放送に関してです。一部で「フジテレビは琢磨ばかり応援してウザい」という意見があるようですが、フジテレビが琢磨を応援するのは当たり前でしょう!日本人ドライバーなんだから!琢磨は日本の期待を一身に背負っているんです!日本人ドライバーの初優勝は悲願なんです!琢磨を応援して当然でしょう!サッカー日本代表戦で相手チームを贔屓するバカなテレビ局がありますか?オリンピックで日本選手を応援しない間抜けなテレビ局がありますか?だから少数派がいくらフジテレビに「琢磨贔屓をヤメロ!」と抗議しても、無駄ダァァァァァァッ!
琢磨はこれまでの日本人ドライバーとは全く違います。F1で勝てる初めてのドライバーであると言えるでしょう。琢磨は日本期待の星なんです。そこんとこ、よろしく。
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