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■ クルサード、レッドブルへ
2004年12月20日(月)
「それマコ」でもお馴染みのデビッド・クルサードが事実上マクラーレンから放出されてしまい、就職活動を続けてきましたが、ようやく無事に來シーズンのレッドブルのシートを得たようです。 ジャガーを買収して来シーズンから新たにF1挑戦を開始するレッドブルは,オフから続けてきたドライバー・オーディションの結果を受けて,クルサードを正ドライバーに起用することを内定しました。クルサードとは1年契約を結び,経験豊富なドライバーとして期待されることになります。
クルサードは94年に事故死したアイルトン・セナの後任としてウィリアムズ・ルノー(当時)からF1デビューを果たし、96年からマクラーレンに移籍してミカ・ハッキネンとコンビを組みました。2001年でハッキネンが引退してようやくエースドライバーの座に就いたものの、新人のキミ・ライコネンに勝てず、結局今シーズンを持ってマクラーレンを去ることになってしまいました。 しかしながらクルサードはレースで通算13勝を挙げており、個性的なドライバーであることは言うまでもありません。レッドブルとしては、チームのマーケティング面では若手ドライバーが2人という方がベストであると言えるかもしれませんが、新興チームでマシンに経験の少ないドライバーが2人も乗るというのは、マシン開発においてはかなり不利であるといえます。そう言う意味ではクルサードはレッドブルにおいて、格好の人材であることは間違いないでしょう。
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