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■ ホイッスルおじさんノーブレーキ
2004年08月09日(月)
最近、近所で自転車に乗ってホイッスルを吹くおじいさんを頻繁に見かけるようになりました。このおじいさんは自転車に乗りながら、信号のない交差点に差し掛かると、クルマでいうところのクラクション代わりにホイッスルを吹き鳴らし、クルマや歩行者に注意を促しながら交差点を通過していきます。
数ヶ月ほど前から見かけるようになったこのおじいさんを、僕は「ホイッスルおじさん」と命名したのですが、このホイッスルおじさん、「ピリリリリリ〜ッ!」と力強く吹き鳴らして交差点を通過したあと、ホイッスルの音でみんなが振り向いて注目の的になるのが恥ずかしいのか、その後やや弱めに「フィッ……フィッ……」とホイッスルを吹き、さらに照れ隠しに必ず「ピッピピピッピ!ピッピ!」とリズムを刻みます。 恥ずかしいならグリップのところに付いているベルを「チリンチリン」と鳴らせばいいじゃないかと思ったのですが、よく見たらベルの上の部分が取れていて、鳴らしたくても鳴らない状態になっていました。なるほど、だからホイッスルを吹いて注意を促していたのですね。しかし、いつも突然背後から「ピリリリリリ〜ッ!」とけたたましく鳴らされるので、僕は毎回ビックリさせられます。
ところが、最近恐ろしいことに気付いたのです!何とこのホイッスルおじさん、交差点に進入するときにホイッスルを鳴らすのはいいのですが、その後毎回まったく減速せず、そのままノーブレーキで交差点を通過していたのです!幸いそれほど速い速度ではないのですが、もしやこのホイッスルおじさん、自分が交差点で減速したり一旦停止する気がないので、他のクルマや通行人に停まるようにホイッスルを鳴らしているのか?あるいはベルが壊れているだけあって、ブレーキも壊れていて減速したくてもできないのか?ということは止まるときは両足を地面につけて地面と靴底の摩擦で止まっているのか?……もしそうだとしたら、事故が起きる前に自転車を買い換えることをオススメします。
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