Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 F1ポールリカール合同テスト(2日目)
2004年04月15日(木)

●「F1バーレーングランプリレポート」をアップ

 先々週に行われたF1グランプリ第3戦バーレーングランプリのレポートをようやくアップすることができました。今回は次の第4戦サンマリノグランプリが3週間後に開催されるということにかまけてアップが遅くなってしまい申し訳ありませんでした。BarM−NESTで琢磨の走りに対して様々な意見が出ましたが、基本的に僕の琢磨に対する評価は変わっておりません。今後も日本人だから甘く見るのではなく、むしろ期待しているからこそ厳しく、あくまで俯瞰的な観点から、公平な立場で私見を述べていきたいと思っております。僕のF1レポートのスタンスは開設当初から一貫して変わっておりませんので、そのつもりでお読みください。言うまでもありませんが、あくまでも僕の私見なので、僕が書いたことが必ずしも正しいわけではないと言うことをご理解いただきたく思います。「私はそうは思わない」といった反論などありましたら、BarM−NESTに遠慮なくお書きください。

 さて、話は変わりましてポールリカール・サーキットで行われている合同テスト、14日に2日目を迎え、この日からウィリアムズ、ルノー、BAR、そしてジャガーの4チームが新たに加わって行われました。良好なコンディションのもとトップタイムをマークしたのはシーズン前から好調が続くBARのバトンで、トータル141ラップを周回した006はただ1台、1分6秒台に入る1分6秒930というコースレコードを叩き出しました。これにマクラーレンのライコネン、クルサードの2台が続き、さらにウィリアムズのジェネ、そしてルノーのアロンソとモンターニュという順番でした。

 マクラーレンの2台、そしてウィリアムズのジェネまでが1日目にクルサードがマークしたコースレコードを更新しましたが、BARのバトンだけが1分6秒台、しかも2位ライコネンにコンマ5秒もの大差を付けてのコースレコード樹立、これは本格的にBARのマクラーレン越えを印象づける結果ですね。マクラーレンも決して遅くはないのですが、それよりもBARの進化の方が上回っているといった状況でしょう。しかも今年のホンダエンジンはマクラーレンの搭載するメルセデスよりもはるかに信頼性があるので、それがレースでも如実に現れていると思います。バトンの2戦連続表彰台がそれを証明していますね。


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