Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 F1マレーシアグランプリ予選
2004年03月20日(土)

 昨日の続きではありませんが、F1がある日は、一応書くことがあるのでいいですね。でもあまり多くを書きすぎると、F1レポートの方で書くことがなくなってしまうんですよね。なので簡単に予選の感想を書きます。

 ミシュラン有利と思われた灼熱のセパンでも、ミハエル・シューマッハの優位は揺るぎませんでしたね。2位にコンマ6秒以上の大差を付けてのポールポジション、もうウンザリするほど速いですねえこの人。
 残念だったのは琢磨ですね、第1、第2セクターまではいいタイムできていたのですが、第3セクターで痛恨のスピンを喫し、明日の決勝は最後尾からのスタートとなってしまいました。マシンを壊さなかったのは不幸中の幸いでしたが、今回は期待していただけに、何だか落胆もひとしおでした。琢磨はスタートには定評があるので、明日のスタートでもきっとごぼう抜きを見せてくれると信じていますが、セパンの1〜2コーナーは下りのタイトなコーナー、そこを20台が一気になだれ込んでいくわけですから、接触が心配ですね。前回のオーストラリアでも琢磨は接触していますからね。そういえば昨年のマレーシアグランプリでは、1〜2コーナーでトゥルーリとミハエルが接触しましたよね。うーん、心配だ。

 驚いたのは2番グリッドをゲットしたジャガーのマーク・ウェバー。彼は2年前のデビュー戦で、ミナルディで5位入賞という快挙を成し遂げ、昨年ジャガーに移籍して6回の入賞を果たし、現役F1ドライバーの中でも非凡の才能を見せつけていますね。やはり性能の劣るマシンでもきっちりと結果を出すというのは、説得力がありますからね。もしかしたらウェバーには、あのアイルトン・セナ並みの才能があるのかもしれません。マシンを降りていても、何だかデビュー3年目とは思えないほどの貫禄がありますからね。きっと自信がみなぎっているのでしょう。実力のあるドライバーは、どんなにあごが割れていても、頼もしく見えてくるものですね。

 さて、今夜は毎週土曜恒例の天体観測会が開催されたわけですが、今夜も星8個と大盛況のうちに終了いたしました。皆様ご参加いただき、誠にありがとございました。


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